アンリセット#14 起業の入り口を探す

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(前回のあらすじ)
「マニアックを地で行くただただ元気な名産品」
ーー入力したこの言葉でAIが物語を展開。
商品に書かれている言葉は「キャッチコピー」と言う種類と知った一莉は、スマホで地元名産品のキャッチコピーを調べ、言葉の裏にある思いや物語を想像し、新しい世界を感じた。

(本編)
スクロールの先に現れる無数の言葉を前に、一莉は考えた。これらを集め、分類し、誰かに届ける仕事はできないかと。
キャッチコピーを通して地域の価値を再発見する事業。それは自分が人と関わる理由になり得る、と頭の中で形が浮かび始める。
資金や方法は何も知らない。けれど、調べ、学び、試すことならできる。スマホで「小さく始める起業」と検索していく。
検索結果に並んだ「テスト販売」「地域イベント活用」の文字。一莉は頭の片隅に、これまでの出会いと場面を思い浮かべる。
本格的に学ぼうと足を運んだ本屋。ビジネス書の棚に立ち、次の瞬間、ある本のタイトルが視界に入ろうとしていた。
棚の中央にあったのは

「ダメで元々と思ってる時点でダメ! 無駄に楽観起業家にならない全方法」

という挑発的なタイトルだった。
まるで今の自分に釘を刺すような言葉。一莉は手を伸ばし、ページをめくる前から、何かを正される予感に胸をざわつかせる。
その本は、始める前に必要な覚悟と現実を突きつける内容らしい。読み進めれば、自分の計画は変わるかもしれないと思った。

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