今年1月にライターとしてかかわった本が増刷したので、印税が振り込まれました。
5万2000円でした。
「少なっ!」
と思いますよね(笑)
増刷は必ずするわけではないので、増刷分の印税はもらえない場合が多いと思います。
初刷(初めてその本を印刷すること)の印税にいくらもらえるかは、
初版発行部数×印税率×価格
で計算できます。
※5~10%程度が標準だったが、今はもっと低い場合が多いです
初版発行部数も少なくなっているので、一冊本を出して50万円ももらえないことがほとんどです。
出版すれば自動販売機みたいに、毎月のように勝手にお金が入ってくると思う方もいるようですが、残念ながらそれはまずないですね。
作家一本で食べていける人は日本で数パーセントでしょう。
しかし、食べていけるまではいかなくても、本が売れて増刷を重ねれば「何もしなくても勝手にお金が入る」状態にはなります。
私がいただいた5万円も、まさかもらえると思っていなかったお金なので、結構嬉しかったです(笑)
さらに、増刷するくらい売れていれば次の本の出版依頼が来ることが多いので、また本を出せばそちらの印税も入ってくる…という循環を作ることはできます。
そのため、副業と言うにはあまりに心もとないし、もらえるかどうかはギャンブルでしかありませんが、「勝手にお金が振り込まれる」状態を作れないことはないのです。
最初からベストセラー狙いで本を出してみるのも面白いと思います。