とある年の3月中旬。
静岡県東部に、私は生まれました。
父と母、そして近くに住む祖父母や伯母家族に囲まれて育ちました。
両親は地方公務員で、職場結婚だったそうです。
母は私を出産して、わずか2ヶ月で職場復帰しました。
当時はまだ育児休業制度が整っていない時代。
日中、母が仕事へ行っているあいだ、私は祖父母の家に預けられていました。
3歳頃までは伯母家族も隣に住んでいて、
1つ年下のいとこと一緒に、
伯母と祖母が私たちの面倒を見てくれていたそうです。
母は職場で搾乳し、冷蔵した母乳を哺乳瓶に入れて届けてくれていました。
でも私はそれをうまく飲めず、吐き出してしまうことも多かったと聞きます。
飲ませるのに、とても苦労したそうです。
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今になって思うのです。
動物園などで、母親がそばにいない状態で育てられる赤ちゃんは、
人の手でどれほど懸命に育てられようとも、
生後まもなく命を落とす可能性があるといいます。
そんな、自然界でも見られる事象と
似たようなことが、私にも起きていたのではないかと。
母の温もりに包まれるべき時期に、私は母のそばにいることができなかった。
その結果、育まれるはずだった
「愛着」が、十分に形成されなかったのではないか。
そして私は、この「愛着の不在」に、
長い年月をかけて向き合うことになります。
もしあなたが今、
「理由はわからないけれど、心が不安定になる」
「人との距離がうまくつかめない」
「感情が揺れて、苦しくなる」
そんなふうに感じているなら
それは、あなたのせいではありません。
もしかしたら、あなたの心にも、
そっと見つめてあげたい“揺らぎ”があるのかもしれません。
私は今、「感情の揺らぎを丁寧に整える」ための対話をお届けしています。
<幼少期の記憶、家族との関係、押し込めてきた感情>
それらを、静かに、優しく、見つめ直す時間です。
あなたの心が、少しでも軽くなりますように。
そんな願いを込めて、サービスのご案内をしています。