私の父親は鼻茸の手術をしました。手術をするまでは膿が溜まってるような匂いがしていて、本人も周りもずいぶん気を使ったものでした。手術をしてからはそのような事はなくなりましたが、食べても物の味がしない、味覚が落ちたと嘆いています。
どうやら私の家系は鼻の奥の空間(副鼻腔と言うそうです)に炎症を起こしやすいようで、私も弟も風邪をひくと鼻がぐずぐずになって、しばらくは蓄膿が治りません。
このままでは将来おいしいものを食べても美味しく感じなくなるかもしれない!と言う恐怖に襲われた私は、何かいい方法がないかと探しました。そして見つけたのが、
鼻うがいでした。
ネットで見たのですが、鼻うがいはインドでは当たり前のように行われているようです。小学校で子供が並んで鼻うがいをしている写真もありました。
国は違えどそれほど一般的なものなら、きっと効果があるに違いない!と思った私は、YouTubeやインターネットでやり方を見つけながら、少しずつ我流で鼻うがいを始めました。
最初はプールで鼻に水が入ったようなツンっとした痛みがあり、涙を流しながら始めましたが、いくつかのコツを掴むと全く痛くなく、それどころかとても気持ち良いと言うことがわかってきました。
言うなれば、耳かきをしているような感覚に近いのです。
こんなに気持ち良いものならと、毎朝続けているうちに意外な効果にも気づきました。それは、
鼻が高く見えるようになってきたり、
花粉症が治まってきたり、
風邪をひきにくくなったり、
匂いに敏感になったりしたことです。
もちろんこの全てが鼻うがいの効果だとは思いませんが、少なくとも鼻うがいを続けた効果も含まれていると思います。
今回はそんな鼻うがいの、簡単で、気持ち良いやり方をご紹介します。私の5年間の苦労と涙と工夫の成果を一気にお伝えすることで、一足飛びで、気持ちの良い鼻うがいが簡単にできるようになります。
今回お伝えする内容は、
鼻うがいに必要な道具であったり、
やるときのコツ、そして…
鼻うがいをやるときの姿勢であったり、呼吸の仕方であったり、
使う水や使用等の注意点といったものになります。
一度知ってもらうと、こんな簡単なこと自分で気がつけばよかった、わざわざ買うほどのことでもなかった。
と思われる程のちょっとしたポイントばかりになっています。
ですがこのちょっとしたポイントが、とても大切で、大きな違いを生むというのが鼻うがいだと私は思っています。
まるで料理を作るにあたって、レシピがあるかないかと言うような状況に似ていると思います。
これは私が自分の体で体験しているから言えることです。
鼻うがいに興味はあるけど、ちょっと痛そうで気が引けている、あなた、
全く痛くないから安心してください!
楽しく、快適な鼻うがいを、簡単に手に入れましょう!
そして、鼻うがい仲間が広がっていくと嬉しいです。