初めまして、大阪、本町で行政書士事務所を運営しています。南本町行政書士事務所と申します。
行政書士試験を今年受験したいのですが、今からでも間に合いますか?来年受験した方が良いでしょうか?と言ったご質問がこの時期になりますと非常に多いです。
結論から言いますと、「間に合います」
ただし、「勉強の方向性さえ間違えなければ」です。
全くの初心者であってもやり方さえ間違えなければ、短期での合格は可能です。逆に何年もかかってしまうと合格率も下がる傾向にあります。
コスパ良く合格するための方法、それが「配点の高い所だけ集中して勉強する」というものです。
行政書士試験の科目でいうと、行政法、民法です。この2科目で全体の7割以上の配点になります。
とにかく科目を2科目にまず絞り、この2科目の択一式の勉強を一通りします。他の科目はこの2科目をある程度勉強してからやったとしても大丈夫です。
というのも、この2科目が一番分量があるからです。配点が高く分量が多いとなると後回しにした場合、取り返すことが難しくなります。
この2科目が終われば、後は憲法、商法の出やすい所に絞って過去問をベースに解いていきます。
そこでどうしても理解できない、覚えられないものは飛ばしてしまって構いません。満遍なく薄い知識を入れるより、狭い範囲であっても確実な知識を入れた方が本番では役に立ちます。
一般知識のお悩みも多いと思います。
まず、得点のしやすいラスト3問国語の問題を先にお教えします。これは大学入試の現代文のような知識不要の読解問題です。これはコツがありますから、それをお伝えしたらまず3問とも取れます。
ここまでで最低限の点数を確保していただきます。そして一通りした学習した後は記述式、多肢択一式の民法、行政法と進めていきます。得点源を集中的に学習する。残りも出やすい所をやっていく、という流れで進めていきます。
行政書士試験での記述式は過去に出題された問題は基本的には出ません。ただ、形式や40字程度という字数制限からある程度出題予想ができます。そこを集中的に指導して記憶して、合格に向けた学習のみ無駄なく行なってください。
まず、ご自身の今の状況を教えてください。
1.法律の学習経験の有無
2.一日の確保出来る勉強時間
3.一日の確保出来る隙間時間の合計と一回の時間