孤独な人をひとりにしたくない|モラハラ相談を受けて思うこと
モラハラやDVの相談を受けていると、時々考えます。「私は心理士でもないし、カウンセラーでもない。そんな私に、何ができるんだろう」と。実際、私は専門家ではありません。だから診断をしたり、治療をしたりすることはできません。でも、長くモラハラやDVの相談を受けてきて思うのは、人は必ずしも「答え」だけを求めているわけではない、ということです。誰にも相談できない。何から話せばいいのかわからない。自分が悪いのかどうかもわからない。そんな状態で、ひとり苦しんでいる方は少なくありません。だからこそ、「そんなことがあったんですね」「それは苦しかったですね」「長年そんな環境にいたら、動けなくなってしまうのも当然ですよ」そうやって、自分の気持ちを否定されずに受け止めてもらえるだけで、少し心が軽くなることがあります。そして話をしながら、「私は本当はどうしたいんだろう」「本当は何がつらかったんだろう」と、自分の気持ちに気づいていく方も少なくありません。私が大切にしているのは、「答えを出してあげること」ではなく、その方が自分の心の声を思い出せるようなお手伝いをすることです。もちろん、必要だと思う時には、心療内科やカウンセリング、行政や民間の支援機関など、専門的な支援につながることも大切です。ただ、現実にはカウンセリングは決して安いものではありません。私自身、息子の不登校や引きこもりで悩んでいた頃、カウンセリングを受けたことがあります。でも、1時間で1万5千円ほどかかり、まだ状況を整理している段階なのに、「これを続けるのは難しい…」と感じたことを覚えています。だからこそ、経済的な理由や不安から相談できず、一
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