●モラオ生物とのはじめての遭遇●

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コラム
20代前半のころ、私は一目ぼれの彼と付き合い始めました。

見た目が200%タイプの人だったため、

いつもドキドキ、ウキウキしていました。

ある日彼の家で彼の帰りを待っている間に、

洗い場に洗濯物が溜まっていたので、

洗って干してあげる事にしました。

帰ってきたら喜ぶだろうなと思いながら

待っていると・・・帰ってくるなり

「おいおい、勝手に洗濯してんじゃねえよ!!!」

と怒鳴られブチ切れられました。

感謝の言葉が聞けると期待していただけに

度肝をぬかれて、ビックリしました( ゚Д゚)

私は良かれと思ってやったことでした。

なのですごく傷つきました。

若干パニックが起きました。

しかし、

今思えば、彼は洗濯をするのが好きで

それを勝手にされることは、彼にとっては、

「自分の陣地を許可なく侵された!」

というこんな捉え方だったようです。

「モラハラ君」や、「直ぐキレる人」というのは

「心に余裕がない」んです。

キャパシティーが小さいという意味ですが

どうして余裕がないか?

どうしてそんな精神状態になってしまったのか?

それは、「幼少期の育てられ方」「悪環境」

が影響しています。


幼い成長段階の時に「心に大きな傷を負ってしまう」と

これ以上自分の心が「傷付きたくない!」と

拒否反応が出ます。

生きていく事さえ危うくなる前に、

体中の細胞が無意識レベルで守りに入ります。

いわゆる「自己防衛」です。

理不尽にキレやすい人や、

理解不能な怒り方をする人の傾向です。

自分が傷つく前に、相手を攻撃し、

自分を守る方法です。

例えるならば、小型犬のワンちゃんが

何もしていないのに「キャンキャン」

吠えて威嚇する、あれです。

キレやすい人=臆病な人    なんです。

そして、モラハラ被害者になりやすい優しい人は

相手がキレると、

「自分がモラオの気分を害してしまった(>_<)」

と自分を責めてしまいます。

素直で優しく人に迷惑をかけたくない人は

人がここまで怒るということは、

「私、相当悪いことしたのかな?」

って思ってしまいます。

でも、「何かした?わたし?」

といくら考えてもわからないのです。

または、「こんな事くらいでそんなに怒る?」

なんて思っても答えが出てきません。

今までの人生にそんな人間と

出会ったことがないので、

モラハラ被害者には免疫がありません。

免疫がないからこそ、モラハラに蝕まれていくのです。

初めてのモラハラとの遭遇は「恐怖」です。

経験したことのない罵声を浴びせられるためです。

深く心が傷つきます。


一方、被害者ももう二度と怒られたくないからと、

地雷を踏まないよう踏まないよう息をひそめて

生活するようになっていくのです。

ここからが、

モラハラによる、マインドコントロールの始まりなのです。



























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