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【自分を褒めよう】

 「他者の存在を認知している」、つまり、  「あなたがそこにいることを私は知って  います」、という意味の「ストローク」。  この「ストローク」については、5つの  望ましいとされる建設的な交流があるが、  これを私自身の体験談を交えて紹介する。 ────────────────────  最終回は、⑤自分自身にもストロークを  与える。である。大いに自分を労わろう。  ●自分の投稿や川柳が載った新聞を読み、   「名文だ」「秀句だ」等と自分に褒め   言葉をかけている。  私は、本職以外の才能の幅が意外に広い。  クッキー作り、ハンドメイド品、替え歌、  これらは既に自己開示してきたが、新聞  に投稿やエッセーが採用されたり、一面  の健康川柳なる欄にもこの半年ばかりで  三回川柳が掲載されている(ラジオ番組  でも一句採用されたことがある)し、歌  もそこそこ歌える。友人の結婚式で披露  した「あの鐘を鳴らすのはあなた」など、  「プロの歌手も顔負け」と司会の方から  紹介され、重圧もあったが、見事にその  言葉に違わぬ歌唱力を見せつけ、大喝采  を浴び、大いに面目をほどこしたものだ。  決して、「無芸大食」という訳ではない。  この才能が本業には活きていないだけだ。 ────────────────────  自分を褒めること、それは取りも直さず  自己肯定感に直結する。この前も、私は  褒められて伸びるタイプだと述べさせて  いただいたが、こんな「ストローク」は、  他者から与えられるのを待つのではなく、  自分で自分にどんどん与えればいいのだ。  誰も褒めてくれないの
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【「やっくん」 著者:久木弥九蔵】

 今回は、最大の自己開示と言うべき長編。 ────────────────────  父親譲りの並外れた小柄な体格の所為か、  母譲りの並外れて真面目な気質の所為か、  意識が芽生えてから今までロクなことが  ない。幼稚園の頃クラスの女の子に面と  向かって「泣かしたろか?」と言われて、  つい頷いてしまい見事に泣かされたこと  がある。小学六年の時、三年の時の担任  の先生の家に遊びに行こう、という話に  なったが、女子の一人が、私が行くなら  行かない、と言ったために中止になった。  彼女がそう言った理由は不明だが、私に  とっては、そのことよりも、それに憤慨  した友人達に近所中連れ回され、道行く  子供達に「彼のことどう思う?」と延々  聞かれた続けたことの方が余程痛かった。 ────────────────────  身長は大抵クラスで一番低かった。逆に  妹は大柄(今思えば成長が早かっただけ)  だったので小柄な兄と大柄な妹と近所中  で言われた。一度だけ自分より背の低い  男子と同じクラスになった時は「あんた  より小さい子がいたんや」と母が驚いた。 ────────────────────  中学一年の夏休み明けに自転車で転んで  右の鎖骨を折り、その夜、入院して手術  を受けた。約一カ月間学校を休んだ所為  で二学期に著しく下がった成績の遅れは  三学期で取り戻し、何とか汚点は消した。  だが、右肩の手術の跡は死ぬまで消えぬ。  中学三年で転校し、夏休みには一年生の  問題集からやり直すという、恐らく我が  学生時代最大の猛勉強により実力をつけ、  何とか進学
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