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認知症の早期発見ができた理由とは?

今日は長男の中学の卒業式。感動するかしら? 夕食は好きなところに連れて行くよ?!ときいたところ、なんと味噌ラーメンが食べたいと。。。夜は夫抜きでラーメンを食べに行く予定です。 ==================== さて、、、 女性利用者さんは先日、認知症の検査で(有名な長谷川式認知症スケール)で点数が低く、認知症の疑いが出たそうです。 今は利用者さん自身、自覚があるのは軽い物忘れがあるくらいで、昨日食べたものも分かるし、1人で散歩にも行けているそうです。 ただ、いつも受診をしていた歯医者さんに行きは問題なく行けるけど、帰りの道が分からなくなることがある・・・と仰っていました。 たまに知らない方に家まで送ってもらうこともあるのだとか。 先生からは、今すぐに認知症の薬は内服しなくても良い。できる限り、誰かと話しをしたり、本当はデイサービスを利用できれば良いんだんけどな~と言われたそう。 因みにまだ保険外の認知症予防の治療があると言われたそうなのですが、 1回実施するのに40万円。しかも本当に効き目があるか分からないとのことで高額であり断念をしたそうです。。 →効き目があるか分からないと言われたら、年金暮らしの方であればやらない選択をする方が多いと思います。 本人は「デイサービスは絶対に嫌!1日なんていられない。半日型のリハビリも嫌!ストレスが溜まってしまうわ。」とデイに行くことには拒否があるので、困っていました。 今までに病院から訪問リハビリで理学療法士の方が、自宅まで来て、 個別リハビリをしていたのですが、認知症の疑いがあるのならばと病院の先生と相談をし 脳ドリルをしたり、一
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テクノロジー「恋する体臭」

【慣れる体臭】 「我が身の臭さ我知らず」 こんなことわざのように人は 他人の体臭や口臭には敏感でも 自分の匂いになかなか気づきません 犬や豚などの動物に比べて人は 嗅覚が劣っているといわれますが 実は決して鼻が鈍い訳じゃなく それなりに優秀なのです。 人の嗅覚受容体の数が400もあり 10種の匂いを嗅ぎ分けられる嗅覚は 人が最初に進化させた感覚のひとつ とも考えられているとのこと。 狩猟民族として進化してきたせいで 植物の芳香成分を感知する事は 犬よりも得意だということも 最近の研究でわかっています。 こうした優れた嗅覚を持つ人間が 自分の体臭に鈍感な理由について 米デューク大学の分子神経生物学者 松波宏明氏が以下の様に語ってます 「脇をかげば臭うのを感じるから 自分の体臭が解らない事が無く でも時間がたつと特定の匂いには 鈍感になります」と語ってました 松波氏によると体臭だけでなく 香水や家の中の匂いなど 日常的にかいでいる匂いにも 同じ事が当てはまるそうです。 〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓 【病気の兆候】 臭いに慣れてしまう 「嗅覚疲労」と呼ばれるこの現象は 完全には解明されておらず まだまだ謎が多く残ってます。 謎の1つとして 嗅覚受容体が変化しているのか 脳の反応が変化しているのかが よく解りません。 米ブラウン大学の神経学者である レイチェル・ハーズ氏は 「体臭は食事や体調などによって 変化することもあると」述べてます 更に「特定の状況では 自分の匂いを感知する能力が 高まることもあります」とも 指摘しています。 例えばニンニクが強く利いた料理を 食べた時に体臭
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定期的な健康診断の重要性

こんにちは!今小動物病院業界は繁忙期であり、毎日多くの患者様が動物病院へお越しいただいている時期です!治療中の病気のための頻繁に動物病院へ訪れる子から年に一回の予防のために来院される方など、いろいろな方が来られます。ワンちゃんの飼い主様はご存じかと思いますが、フィラリア症の投薬の前にフィラリア感染の有無を調べる血液検査(抗原検査やフィルター検査など)があります。私が勤めている動物病院ではその血液検査と同時に健康診断として一般的な血液検査を同時に行うことをおすすめさせていただいています。健康診断まで希望される方や、フィラリア検査だけでいいよって方、いろいろいらっしゃいますが本日は私が健康診断ってやっぱ大事だなぁって思った出来事を一つお話ししようと思います。とあるワンちゃん10歳は病歴もなく元気に過ごしており、食欲も旺盛、何も心配することなく日々を過ごしていたようです。春のフィラリアの時期に健康診断として血液検査、レントゲン検査、エコー検査を行ったところ、お腹の中に何か影があると主治医様に指摘されてしまいました。血液検査は何も異常なく、ワンちゃん自身も元気なこともあって飼い主様はとてもショックを受けられたそうです。主治医様より腫瘍の可能性もあるので精査としてCT検査を案内され、全身麻酔のリスクがあるCT検査に臨むことになりました。CT検査当日、ワンちゃんはいつもと変わらず元気いっぱいであり、全身麻酔の検査のため朝ご飯を抜かれてしま胃、すごく残念そうだったというくらい食欲も旺盛!とてもお腹の中に異常があるようには見えませんでした。いよいよ全身麻酔をかけ、CT検査を実施結果は主治医様の
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未病 

「未病」とは「病気に向かう状態」を指し、この未病の時期を捉えて治すことの出来る人が医療者として最高人(聖人)であると中国最古の医学書とされる「黄帝内経」 に書かれています。1997年に日本未病システム学会が発足し、2019年に日本未病学会に改名されています。簡単に言えば病気になる前に病気を発見して、病気にならないようにする学問と言えると思います。例えば糖尿病の場合などでは前糖尿病状態に時期がそれなりに長くありますが、そこできちんとした対応をとっていれば糖尿病を発病せずに済むのです。前糖尿病(Prediabetes)は、血糖値が正常よりも高いものの、糖尿病には至っていない状態です。 空腹時血糖値が100~125mg/dLの範囲にあります。健康診断での血糖値の毎年の値を記憶している人は少ないのではないでしょうか?経年的に数値を追っていれば糖尿病の発病の予測はできます。高血圧をきちんとコントロールしていれば、心不全の発病を予防していくこともできます。脂質のコントロールをしていれば動脈硬化の進行を遅らせることは可能です。未病の治療に最も適しているのが健診のデータと言えると思います。
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理想と現実のはざまで、保護者のかかわりが重要に

  前回、アセスメントの重要性について書きました。何度か書いているように「学習の躓き」は様々な躓きがあり、発達障害と同じで、早期発見、早期対応が重要での躓きに大きな影響を及ぼすことは、エビデンスが得られています。  数年ぐらい前から、学校教育の中でも、「多層的な支援」モデル」RTI(=Response To Intervention)の必要性が言われています。  RTIモデルについては、詳しい説明は省きます。要は、クラス内の子どもの実態を把握し、単一的な指導を行うのではなく、それぞれの層にあった適切な指導を行うことになります。 これは、様々なニーズのある子どもたちがいる現在、とても大切な考え方であり、指導モデルでもあります。しかしながら、これを教育現場で実際に行うとなるとかなり難しいことです。  小学校の場合、学級担任一人で指導することになります。もちろん、子どもの実態に合わせて、教材を工夫したり、個に応じた指導をしたりしようと努力をしている教師はたくさんいます。しかしながら、様々な業務をこなしながら、1日多いときは6時間分の授業の準備をしなくてはなりません。しかも、今の学校は人手不足が深刻化して、経験の少ない若手の教員や指導力が十分とは言えない教員が多数いるのも事実です。  多くの教員は、クラスの一定の水準の児童に合わせた授業を行うのが精一杯というのが現実だと思います。教員を責めるわけにはいきません。それほど、今の教育現場の人手不足、人材不足は深刻であることを多くの人に知ってほしいと思います。  したがって、保護者の方がいかに自分のお子さんについて客観的に知るということはとて
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