子供たちに伝えて行きたい人形を大切にする心
産土神社鑑定士
開運カウンセラーの
佐藤舞由加です。
今日は桃の節句ですね。
雛祭り は、
女の子の健やかな成長を祈る大切な節目の日です。
我が家は娘がおりますので、
幼い頃には、
春の気配とともに毎年ひな人形を飾っておりました。
箱を開け、
お顔をそっと確かめながら、
一体一体を丁寧に並べていく時間。
それは単なる年中行事ではなく、
娘の無事と幸せを祈る、
小さな神事のようなひとときであったように思います。
私自身も女子校に通っておりましたので、
この季節になるとロビーには立派なお雛様が飾られていました。
先生たちが生徒一人ひとりの幸せを願い、
毎年丁寧に飾ってくださっていたにも関わらず、
若かった私は、
その想いを受け取ることができませんでした。
祈りはそこにあったのに、
気づく心がまだ育っていなかったのですね。
当時は「こんなこと、わざわざしなくても……」と、
どこか冷めた気持ちで眺めていたことを思い出します。
けれども大人になり、
娘を育て、
自らひな人形を飾る立場になって初めて、
あの光景の尊さが、
静かに胸に沁みるようになりました。
行事とは、
目に見えない祈りを、
目に見える形にしたもの。
続けるということそのものが、
場を整え、
家を守り、
子どもの未来を祈る力になるのだと、
今は感じています。
ひな人形に代表される「人形」は、
持ち主の想いを静かに受け止める存在でもあります。
物には意識があり、
人の想いは宿ります。
だからこそ、
迎えるときも、
手放すときも、
心を込めることが大切なのです。
桃の節句は、
身代わりの信仰に基づき、
子どもの健やかな成長を
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