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グロテスクな城

「ワトソン君、君は・・・・怪奇(グロテスク)という言葉をどう定義するね?」 シャーロック・ホームズの短編「ウィステリア荘」の始まりの部分はこんな感じです。ワトソン博士は「不思議(ストレンジ)とか、世の常ならぬ(リマーカブル)とか……」と答えるのですが、ホームズは「それ以上の意味が含まれている」と一蹴します。 ホームズは、グロテスクという言葉にもっと悲劇的で恐ろしいものがその奥に隠されている言葉だと言います。 私は「グロテスク」という言葉を聞くと、岸部露伴(ジョジョ第四部「ダイヤモンドは砕けない」参照)を思い浮かべます。 私にとって、グロテスクとはあんな感じです。 不思議・世の常ならぬ、悲劇的で恐ろしいものの予感。すべてを岸部露伴は備えています。 その次にホームズはこうも言います。 「怪奇がこうじてしばしば犯罪に発展しているのか分かるだろう」と。 犯罪のあるところすべてがグロテスクというわけではないけれど、グロテスクな場所は犯罪現場になりやすいということはあるのではないかという気がします。 先日、ドイツの知り合いが、あの有名な世界的観光名所「ノイシュヴァンシュタイン城」に行ったそうです。 その人は、ドイツに何年も滞在しているものの、あのシンデレラ城のモデルになった有名なお城には行ったことがなかったそうです。 私は一回だけあります。 有名な観光スポットですが、行きにくいんですよね。 ミュンヘンからは電車で二時間くらいでしょうか。フュッセンという都市まで電車で行き、その後はバスかタクシー。徒歩ではキツイ。 ミュンヘンから観光ツアーバスが出ていますので、ドイツ旅行の際は、オプショナルツ
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過去(トラウマ)との対峙の仕方 その8「気を散らす」

映画やドラマを見ていると、主人公が過去のトラウマを乗り越えるという筋書きは、ちょくちょくある大方、宿命とか大層な意味づけをして、逃げずに、真っ向勝負で、克服しようと試みる。また、その過程で、悩み、葛藤する主人公に、読者や視聴者は、共感し感情移入していく。そして、そのトラウマを乗り越えると、一回り大きくなる。めでたし、めでたし。この手の流れというのは、ステレオタイプで、パターン化している。しかし、現実問題としてどうだろう?映画やドラマのように、トラウマに決着をつける、ドラマチックな機会など、いくら待っても、我々には訪れないし、結局、そのままお墓に入る事になるとはいえ、たまに、共感できるストーリーもある。最近、見たドラマでは、「SHERLOCK」Episode1 ピンク色の研究Amazon Primeで、視聴可能以降は、ネタバレになる。嫌な方は、とりあえず、見てから、この後を読むといいだろう。BBC制作のドラマ。主人公のシャーロック・ホームズには、ベネディクト・カンバーバッチ(発音が難しいw)。助手で医者のワトソンには、マーティン・フリーマン(小柄の演技派・ホビットの主役)。舞台は、現代のロンドン。ワトソンは、軍医としてアフガン戦争に従軍。重度のPTSDを患い、 帰還後は、戦場のトラウマ、フラッシュバックに悩まされている。定期的にカウンセラーを受け、セラピーに丸一日、自分の気持ちを聞いてもらっている。どこぞの占い依存症と大差はない。身体は健康なのだが、心因性による麻痺で、片足が動かない。その為、外出には、「杖」が欠かせない。Epsode 1なので、まだ、ホームズとコンビを組んではい
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小説『蒸血のホームズ』クラウドファンディング達成しました!

ttps://soreosu.com/projects/holmes221bこちらで行っていたクラウドファンディングですが、このたび終了一週間前に、無事100%達成となりました!小説執筆の基礎レクチャーも、特別に書き下ろしたものを提供中です。29日23:59までの販売となりますが、よかったらご確認ください!!面白いホームズもの小説、できてます!!
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ドイツ語暗号解読 イギリスの息子編①~母さん、事件です!~

初!リピーターさんです!! 前回のポストカード暗号解読のご依頼主様から再びのご提案を頂きました~。イエイ、ぱちぱち。 なんと奇特な方。こういう方が存在している世界って素敵ね!いろんな奇特な方がたくさんいてくれる世界だったら、もっと素敵で楽しいと思います。 添付されていたファイルを開ける時のドキドキ感、ワクワク感、前回のポストカードが思いのほか上手くいったので、やっぱり私としても期待値上がるんですよね! で、ワクワクワク!!と頂いた画像を開いてみました。その時の私の感情の流れを表現すると、こんな感じです・・・ ワクワク!ワクワク!! ワク・・・・ワ・・・・わぁ~・・・・くぅ~ん。 無理ばい!と意味不明な九州弁風でつぶやいた後、自暴自棄な笑い。 ポストカードに縦横無尽にびっちりと文字が書き込まれているのでした。 しかも、1910年。 つまり、私の苦手な戦前の文字ということです。戦前も戦前、第一次世界大戦の前です! シャーロック・ホームズ、まだギリ現役だったりしないか?その時代・・・。 ウィキペディアで調べたら、1910年、ホームズ、まだ生きてます。 1909年に「獅子のたてがみ」事件があったということなので、ロンドンにはいなかった設定ですね。 だけど、そんな感じの時代背景として考えてOKのようです。 戦前の文字がどう違うのか、比較してみてほしいのですが、残念、ココナラのブログではリンクが貼れない。。。もしご興味おありでしたら、ドイツ語検索してみてね! よろしかったらご利用ください↓ 結構ひどく恐ろしく違うんですよね。 戦前の日本語でも「ゑ」とか「ゐ」とかあるじゃないですか。 ああい
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踊る人形~シャーロック・ホームズ暗号解読

シャーロック・ホームズの短編の中でも人気のある「踊る人形」。名探偵コナンの中でも、「踊る人形」が出てくることあるんですよ。「ホームズフリーク殺人事件」。この回は、結構重要な回ですよね。服部ファンにとっては、重要な回です!なぜなら、コナン君の正体が服部君にバレてしまうという決定的な回だからです。オリジナルのホームズ作品の方も完成度も高く、ファンの評価も高いので、もしまだ読んだことのない人がいらしたら、ぜひぜひ読んでみてください。ジェレミー・ブレットさんがホームズを演じたテレビドラマも、踊る人形は原作通りだったと思います。あのテレビシリーズ、後半になってくると、脚本がダメになって行くのは何ででしょうね。同じようなトリックが使われている別作品をいっしょくたにしちゃったりして、後半に行くにつれてつまらなくなってしまうんです・・・。踊る人形は面白かったですよ!さて、暗号解読の話。踊る人形の中で、ホームズは暗号解読に挑むのです。暗号は、子どもの落書きのようなもの。頭があって、足と手があって・・・ある個所では、右手を挙げていたり、足を挙げていたりする。普通の人間だったら、「近所の子どもが落書きしたんだろう」と見落としてしまうようなものなのです。だけど、依頼人の奥さんはその落書きを妙に嫌がることから、何かしらの意味があるらしいと、ホームズのところにもちこまれたわけなんです。それが暗号であると分かっている。だが、暗号に必要なのは、解読するためのツールです。たいてい暗号というのは、昔から「アルファベットを一つずらす」とか「本の特定のページを使う」といった、何らかの暗号解読のカギ、暗号作成者と受け取
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