【シリーズ第2回】なぜ占いは「当たる」のか?社会心理学の視点から考える“脳の勘違い”
こんにちは!前回の第1回では、ユング心理学の「シンクロニシティから掘り下げてお話ししました。さて、シリーズ第2回の今日は、もっと現実的な社会心理学のバーナム効果をはじめとした視点から切り込んでみましょう。「占い師に言い当てられた!」と感じるあの感覚。実は、3つのトラップが関係しているかもしれません。✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼■誰にでも当てはまる魔法 バーナム効果「あなたは周囲から明るい人だと思われていますが、実は一人で深く悩む繊細な一面もありますね」占い師にこう言われて、「どうしてバレたの!?」と驚いたことはありませんか?実はこれ、心理学ではバーナム効果と呼ばれる現象です。バーナム効果とは誰にでも当てはまるような曖昧で一般的な性格の記述を、自分だけに向けられた正確なものだと信じ込んでしまう心理傾向のこと。「内面は繊細」「本当はもっと評価されたい」……。これらは、多かれ少なかれ誰にでも当てはまることです。しかし、「あなたを鑑定しました」という特別な文脈で言われると、私たちの脳は勝手に「自分だけの真実だ!」と解釈を固定してしまうのです。■脳は正解だけを探し出す 確証バイアス次に働くのが、確証バイアスという脳のクセです。例えば、占いで「明日は良いことがありますよ」と言われたとしましょう。すると、翌朝からあなたの脳は、無意識に良いことばかりを必死に探し始めます。いつもはスルーする同僚の笑顔が優しく感じた信号がたまたま全部青だった欲しかった商品が少し安くなっていたこれらは普段から起きていることかもしれません。しかし、占いがあることで、脳がほら、占いが当たった!と情報をピックアッ
0