エンドロールは止まらない 感想文
せがわさん作フリーゲーム『END ROLL』の感想文です。
だいたいネタバレしてますが、それでも面白いのでぜひやってみてください。
長い話なんで一切読まないでゲームを検索してダウンロードした方が早いと思うしその方がいいです。やろう。
エンディングが来ないゲーム、しんどくなってきませんか?
次々と新しいシナリオが追加されるソシャゲ、良いですよね!大好きです。
ソシャゲ界隈だけでなく、最近のゲームは一個のソフトにダウンロードコンテンツを設けて、長く遊べるように作るのが主流なのかなーって思います。
これは、楽しい時間をもっと味わいたい、ずっと味わいたい、そんな私たちプレイヤー大喜びです。
でも、それが普通というか、主流になると、人って贅沢だから違う味が欲しくなるんです。
終わらないものに疲れて、結末が欲しくなる。
完結した物語が必要になるんです。
もしかしたら、遠因に現在の自粛体制がいつまで続くかわからない不安から来るのかもしれませんが、とにかくエンディングでハイ、おしまい!なゲームがやりたくなりました。
『エンドロール』というタイトルから既に本編終了みたいなフリーゲームは、そのタイトル通りの内容なので、きちんと終了している物語でした。だからなんかこう、今この時期、新鮮に響いた。
『HELLOイカレ野郎様!』と掛かり気味のご挨拶をされた主人公ラッセルは、ハッピードリームという薬物実験に参加して、条件をクリアできなければ死刑にあう状況。
部屋の中にはベッドと開かないドア、サイドチェストとその上にオレンジ色の液体が入った注射器。
主人公がここで出来る選択肢は、注射を打つか打たないかだけで
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