短い生命線としっかり刻まれた運命線は自信家の手相
ときどき「私の生命線は短いから、きっと短命なんですよね?」と、お聞きになる方いらっしゃいます。多くの方は、悲壮感はないんです。でも、そういう方に限って、運命線でしっかりと補完されていたり、あるいは、もう一本の生命線で補完されていて、長生きされるタイプであることが多いです! とくに前者のパターンの方は、何ごともスジを通す思考の持ち主。場合によっては、一筋縄にはいかないちょっぴり頑固な一面も兼ね備えています。芯が一本通っていて、揺るぎのない信念を持っている方なんです。かつて私は、このパターンを何人か観てきました。手相観を始めて、かれこれ10年ほど経つのですが、生命線を補完するかのように、手首下から真っ直ぐ手のひら中央付近まで濃く刻まれている方は、多少生命線が短めでも、ほぼ例外なくそうでした。「生命線の短さ」を力強い運命線がカバーしているのです。自信家であり、少々頑固な一面を持つ方なのかもしれません。正しいと認識したら、自分の意志は貫き通す。ちょっとやそっとの反論では論破できないほど、パワーがあるのです。その正しさが、上手く周囲に理解されるといいのですが、理解されないと敵を作ってしまい、居心地が悪くなってしまうこともあるかも知れません。そこは上手くバランスをとっていただくことが大切です。ところで、もともと生まれつき生命線が短い方は、体力には自信が無いことを自覚されていますので、健康には人一倍気を使い、逆に長生きされるといわれています(生命線が長くて体力があっても、無茶をする方は結局のところ長生きできなくなってしまう)。 気を付けなければならないのは、「ある日突然に、生命線が短くなった
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