プロスペクト理論「価値観数」
おはようございます。
HIROです。
昨日に引き続き
プロスペクト理論について書いていきます。
価値関数では、同じ大きさなら、
利益よりも損失のほうが重大に感じることが
わかります。
なぜ人は行動できないのか?
なぜ借金が膨れ上がるのか?
という理由がわかります。
プロスペクト理論の考案者
カーネマン氏は実験を行いました。
A:80%の確率で4,000ドルをもらう
B:100%の確率で3,000ドルをもらう
Aの期待値は80%×4000=3200ドルですが、
ほとんどの人が期待値が3,000ドルのBを選びます。
この結果から、
例えば1万円を得する心理的な価値は、
2.5万円を損する心理的な価値と同等であることを
示しています。
感じる得と損の比率は、
おおよそ1:2~2.5だと言われています。
つまり損得の比率でいうと、
次のような選択になったときに
意見が同数になるということですね。
A:100%の確率で1万円をもらう
B:50%の確率で4万円をもらう
結論でいうと、
人は成功よりも失敗を重大に感じますから
なにかアクションを起こして
失敗する危険を恐れて
何もしないでいることのほうが
安全な気分になりやすい
ということですね。
明日も引き続きプロスペクト理論について
書いていきますね。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
明日もまたよろしくお願いします。
HIRO
0