84. 喉も老化する?
喉も老化する?見逃されがちな「飲み込み力低下」と命を守るケアこんにちは山内流認定セラピストのかおるです。年齢を重ねるにつれて・いびきをかくようになった・声が出しづらくなった・食事中にむせやすい・顎の下がたるんできたこんな変化を感じていませんか?実はこれ、「喉の老化」が始まっているサインかもしれません。喉が老化すると何が起こるのか?喉が老化すると、まず低下してくるのが嚥下(えんげ)機能、つまり「飲み込む力」です。飲み込みがうまくいかなくなると、最も怖いのが誤嚥性肺炎。本来、食べ物や飲み物は食道を通って胃に入りますが、飲み込みのタイミングがずれると、誤って気管に入り、肺へ流れ込んでしまいます。これが炎症を起こした状態が誤嚥性肺炎です。実は高齢者の肺炎の多くが、この誤嚥性肺炎だと言われています。「肺炎で亡くなった」と聞くケースの背景に、誤嚥が関わっていることも少なくありません。なぜ人間は「むせる」のか?ここで少し、人間の体の構造についてお話しします。私たち人間の喉は、・空気の通り道(気管)・食べ物の通り道(食道)この2つが喉の奥で交差しています。これを「咽頭交差」と言います。四足動物(犬や猫)はこの交差がないため、基本的にむせません。赤ちゃんも喉の位置が高いため、むせにくい構造になっています。しかし人間は、・二足歩行・言葉を話すという進化の過程で、喉仏(舌骨・喉頭)が下がりました。その結果、声を出しやすくなった代わりに、むせやすい体になったのです。命を守る「喉仏」の重要な役割飲み込む瞬間、喉仏はキュッと上に引き上がり、気管にフタをします。この動きがあるからこそ、食べ物は安全に食道へ流
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