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本を読む人、本を買う人

久しぶりにドイツの話題です。 ここ数か月、ブログで本をテーマに書くことが多かったので、誤解されている方もいらっしゃるかもしれません。 さぞ、多くの本を読まれているのでしょうね?って。 すみません、私、本、あんまり読まないんです。というより、読めないんです。 内職でライティングの仕事をしていた時は、お休みの間まで文字に関わり合いたくないので、なかなか本を読む気力がなかったんです。 翻訳の仕事をしていた時は、もっと読む気力はなかったです。どんな文書でも、必ず「あれ?」という箇所があり、極力疑問点をなくしたいのでギリギリまで向き合うため、体力と気力が続かなくなってしまうんです。(ドイツ語翻訳、お引き受けしています。詳細はコチラへ↓) 前にも書きましたが、翻訳する前の段階、調べ物に時間がとられるのです。 そうなると、余暇で本を読もうという気持ちなんか持てません。 寝る前にちょっと、読む程度。数行・数ページくらいで目が疲れてしまって。あと、案外、頭も疲れるんですよね・・・。 テレビやドラマ、動画の朗読などなど、色々欠点はあるにせよ、目の負担も少なくて済むのでありがたいです。 もともと、私、本をたくさん読む人間ではないし、読める人間でもない。さらに本は図書館で借りる派だったのであんまり本って買わないんです。 本を読まないし、本を買わない人間のクセに、今から私が書くことは、矛盾している。自分でも分かっています。「おまいう」ってやつです。 あらかじめ、謝っておきます。ごめんなさい。 二月のある日、ふっとスマホのニュースを見ていたら、とある記事が目にとまりました。 ベルリンの老舗古書店Büche
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初☆ユーチューブ動画投稿裏話⑦~終わり~

2023年の二月に私の父が亡くなりました。 その前の年、2022年秋ごろから、実は私、嗅覚がほとんど機能していなかったんです。動画撮影時点、2023年11月なんですが、実はニオイしてませんでした!すぐに病院に行けばよかったのですが、当時はまだコロナ禍。下手に病院に行って、コロナうつされるのは嫌だし、コロナ後遺症で嗅覚がなくなる人もいるという話を聞いていたので、コロナ外来とかそういう方向の診断されたらややこしいな・・・って結局病院には行かなかったんです。 父の危篤で実家に帰ってからは、自分が病院に行くどころの話ではなかったですしね・・・。 うちの父、前に書いたように古本好きだったんです。 死ぬ前にも「蔵書は古本屋に売ったりしないでほしい」とつぶやいてましたね。 「欲しいという人にあげるならまだしも、一緒くたに『はい、いくら』で二束三文で買いたたくような古本屋には渡さないでほしい」と。 その当時は、何ドリーマーなことを言ってやがる、このジジイと思いました。 すべての壁がふさがるほどの本をどうせいっちゅうんじゃ!!介護ベッドの周りにまで本が浸食している状態で、何をほざいてやがる・・・。 死ぬ間際の人に残酷なことも言えないので「そーだねー」なんてテキトー答えてましたけどね。 それで、私、嗅覚がなかったわけですが、実家の匂いというものも感じられず。 そして父の独特の匂いというものも全くわからない。 とうとう父が死んでお葬式というときになっても、お線香の匂いも、ユリのむせかえるような匂いも全くしなかったのです。 まるで、映像を見ているかのような、臨場感のなさ。 自分の鼻を呪いました。 父が
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初☆ユーチューブ動画投稿裏話③

ドイツ人に聞いても、本の背表紙がなんで下から上に書かれるのか明確な答えは得られなかった。 もしかしたら、もっといろんな人に聞いたらわかったのかもしれませんが、こういう話ができるほど親しくなれた人って、いなかったからなぁ。 私、コミュ障ですしね。 それに、本の背表紙に話なんて、本好きな人じゃないとできないじゃないですか。 相手に全く興味のない話を振っても失礼だしさ。 背表紙を下から上に書くのは、ヨーロッパ圏で多いみたいですね。 アメリカ、英語圏には少ないようです。 もしかしたら、昔の印刷技術とかの関係で下から上に向かってタイトルを書くのが当たり前だった時代もあったのかもしれませんね。 一応、ドイツ・日本のネットでもぱぱっとググってみたんですけど、明確な答えって出なかったんです。 実は、この疑問を持ち始めてから、すでに10年以上が経っているんですねぇ。 10年越しに、もしかしたら答えかも?というひらめきがあった。 それも実家で! 不思議なもんですね。 ひらめいた瞬間、明確に私は確信しました。 これが正解に違いないって。 それ以外の正解ってないだろ!って思いました。 あのひらめきがあった時、私は私でよかったなぁって心から思いました。 こういう疑問を持ちつづける自分でいてよかった。 答えをひらめくことができる自分でよかった。 それを喜べる自分でよかった。 で、ますます本当の理由が知りたくなったんですね~。 これが正解じゃなかったら、他にどんな理由があるの?私、その本当の理由を知りたいし、「ええ!!そうなの?」って、びっくりしたくなりました。 というのも、動画を撮っていた時点では自分の仮
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占星術の書籍を求めて

占いに来られるお客さんは、半分位の方がある程度知識のある方だと実感しております。知識や技法は、今ならネットで簡単に学ぶことが出来てしまう現代です。そこで、占い師に求められるのはプラスアルファの部分。心理的な面のサポートも大事だが、お客様の持っている知識の1段、2段階は上でいたい。その知識を得るには、やはりネットではなく書籍。それも、普通の書店で手に入らないもの…。この度はそんな1冊を探し求めて、古本を扱う書店に足を運びました! 店内の一角の占い本のコーナーがを探すと、2冊ほど候補が出てきました。1冊は昭和50年に出版された本で「現代占星術」というタイトルです。中身はクラシカルで、 「占星術を用いた男女の産み分け方」など、 今ではありえないことが書かれてあって興味が湧いたのですが、本の半分以上が古い惑星進行表だったので、買うのを断念しました。ただ、実践的でないにせよ、古典的な占星術書は読んでいると発見が多いです。考えた結果、鏡リュウジさんのエッセイを購入しました。 やっぱり鏡リュウジ先生わかりやすいです。 あまり高度だと私には理解できないですが、この方の著書はスーッと頭に入ってきます。リュウジさんが翻訳した海外の占星術の本が作中で紹介されてたから、 それも読みたいなと夢が広がりました。また宝探し気分で古典の世界を覗いてみたいです。
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未知のシュテファン・ツヴァイク

今、私が手書きの手紙の解読で楽しんでいるのは、この本です。"Unbekannte Briefe aus der Emigration an eine Freundin"(シュテファン・ツヴァイクの)亡命先から女友達に宛てた未公開の手紙、とでも訳しておきましょうか。その付録として、実物の手紙のコピーがついているんです。シュテファン・ツヴァイク。簡単にウィキペディア情報から。1930年代に活躍したオーストリア出身の作家、シュテファン・ツヴァイク。ユダヤ人だったため、イギリスに亡命、その後南米へ移住するが、妻と共に自殺してしまうんですね。代表作、特に日本で有名なのは「マリー・アントワネット」、ベルばらのネタ本として知られているらしい。Brief einer Unbekannten「未知の女の手紙」という小説があるようです。それが、2004年に中国で「見知らぬ女からの手紙」というタイトルで映画化されている。あらすじは、とある男が、知らない女から手紙を受け取る。彼はその女のことを思い出せないんだって。その手紙には、彼女が若い時に関係を持ったこと、子供を産んだこと、そして今その子供が死んだことなどが告白されていた、と。彼女は、ずっとその男を見ていた、そばにいた、いつも遠くから彼を見ていた、誕生日は毎年、彼にバラを届けていたと。原作読んだことないので詳しくは語れない・・・ツヴァイク自体が私にとって未知な存在なもんで。不勉強で面目ない。もしご興味がある方はツヴァイクの小説をお読みください。日本語の小説のタイトルは「未知の女の手紙」です。若干違和感ある訳ですよね・・・。だって。一応、過去に関係持
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捨てられないもの

昭和生まれの方ならどこかで見かけた事も多いかも知れない年季が入っていますね〜。何十年も我が家の押し入れの奥の奥にしまい込まれていました。百科事典と文学全集です。今まで何度か捨てようと思ったけれど想い出が多くてできなかった数年前、両親が急逝してその後片付けで大変な思いをした。肉体的にも精神的にも(。・_・)だから自分の物も少しずつ片付けていかないとなって考え始めたので今回、このぶ厚く重たい本たちもすごく思い切って荷物ヒモで結び、戸外に運び出すまでできた。百科事典については、買ってもらったとき嬉しくて自分の部屋で何度も眺めたっけ。ツルツルしたページの感触と新しい本の匂いがなんとも魅力的で用もないのに開いてみたりもしたなー。一回ちょっと開いてみようかな。いやそれをやったら絶対に捨てられなくなる( ̄。 ̄;)重い事典を運び出しながら、自分の心は行ったり来たり。それでもなるべく心を無にしながら全部運び終え、ゴミとして出す日までビニールシートをかぶせて置いておいた・・・・・・結果、百科事典は捨てられたけれど文学全集は捨てられなかった( ̄∇ ̄)両親もまだ若く、お金がない時に無理して買ったんだって話を思い出してしまった。ほこりだらけだし字が小さくて老眼の身には厳しいけれどもう一度読みたい気持ちもある。およそ40冊近くある文学全集はヒモに結ばれたまま、また押入れに戻って来た
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初☆ユーチューブ動画投稿裏話④

父が亡くなった後に、父の蔵書整理してたんです。 彼は古本収集が趣味だったんですね。 過去にちらっとそのことについて書いたブログがあるので、ついでにご覧ください。 どうやら、古いものが捨てられない体質だったようです。 以前に、冷蔵庫の調子が悪くなった時の話。うーんうーんと唸るけど、冷蔵庫の中が冷えない。 母も、冷蔵庫に入れても腐るので、夏前には買い換えたいという希望があった。 母親が「いい加減、買い換えたい」と申し出たところ、父は「冷蔵庫だって一生懸命、頑張っているじゃないか!!」と買い替えに断固反対・・・。 意味が分かりません。こんな買い替え反対の理由があるだろか・・・こんなバカな言いぐさなのに、母は半ば冷蔵庫の買い替えをあきらめようとしていたのです。 夫婦って、よく分からないですよね。まぁ、うちの親、両方ともちょっとおかしな人たちなので・・・(笑) 理不尽なことなのに、夫が主張すればそれを受け入れなければならないなんて、そんな馬鹿な話がありますか。 だけど、昭和の夫婦というのは、こういう生態だったようです・・・。 さすがに夫婦関係だけの話では済まないことなので、「いや、電気代のことを考えたら冷蔵庫は頑張っちゃいけないと思う」と正当な反論を一言はさみました。「洗濯機や掃除機は、使うときだけ電気代がかかるが、冷蔵庫は24時間、365日だ」と畳みかけましたら、父はしおしおと、驚くほどあっさりと主張を取り下げました。電気代がかさむという現実的な側面での突っ込みに納得せざるを得なかったようです。 まぁ、そういう、どこかだらしない性格の父なので、死後に蔵書を整理していますと、同じ本が二冊
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次の朝ドラ、これでお願いします!

「らんまん」終わっちゃいましたね。 おもしろかったです。 明治・大正・昭和初期。激動の中で庶民がひたむきに前を向いて頑張るところが素敵です。 ああいう時代設定のドラマ、大好きです。 普通の人たちが、お金もなければ地位も名誉もなく、教育も肩書もない人たちが、ごくフツーの暮らしを営んでいこうとする、絶対的前向きなエネルギーにあふれています。 その前向きなエネルギーの中で、突拍子もない人が突如出現。 日本の成功パターンはこれなんじゃないでしょうか。 庶民が元気で前向きで生きられること。その庶民の中から、面白いこと、大発見や大発明が生まれるのです。 今の時代に欠けているのは、まさにそれ。 新しい朝ドラ「ブギウギ」も大正ロマン、昭和レトロな雰囲気でいいですね。 実家がお風呂屋さんっていうのも、すごくいいです。 義理人情が一つのテーマになっているようなので、お風呂屋さんはまさに義理人情の権化のような舞台です。 最近、読んでいる本の話なんですけど(まだ実家にいる・・・このまま実家暮らしでもいいかなと思っているところ) ぜひ、朝ドラにしてもらいたい内容なんですよね。 次の朝ドラの素材をお探しのNHK担当者さま、必読です。 これはヒット間違いなし!面白くてためになる。登場してくる脇役、キャラの濃いのを何人か入れれば、半年くらい視聴者を飽きさせずテレビにくぎ付けにできます! 東大周辺、神田古本屋街に観光客、聖地巡礼客が殺到。 古本コレクター、マニアだけでなく、本式、正統派古本文化が発展することでしょう。 もうブックオフの出番はなくってよ!! タイトル発表しまーす!! 「一古書肆の思い出」 です!!
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ブログ始めました!!!

始めまして!825864と申します。とある田舎町で小説家を目指して執筆活動をしています。中学生の頃からブログを投稿することに興味があり、現在21歳になりようやく手を付けられるようになりました。さっそく、このブログのテーマですが、主は貧乏人でしてBOOKOFFで100円の中古小説を漁ってます。そこで当ブログではBOOKOFFの100円コーナーにある本のレビューでもしようかと思います。週1のペースで更新しようかなって思ってます。大したブログではないですが宜しくお願い致します。
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