捨てられないもの

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昭和生まれの方ならどこかで見かけた事も多いかも知れない
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年季が入っていますね〜。

何十年も我が家の押し入れの奥の奥にしまい込まれていました。



百科事典と文学全集です。


今まで何度か捨てようと思ったけれど想い出が多くてできなかった


数年前、両親が急逝してその後片付けで大変な思いをした。

肉体的にも精神的にも(。・_・)


だから自分の物も少しずつ片付けていかないとなって考え始めたので

今回、このぶ厚く重たい本たちも

すごく思い切って荷物ヒモで結び、戸外に運び出すまでできた。



百科事典については、買ってもらったとき嬉しくて

自分の部屋で何度も眺めたっけ。

ツルツルしたページの感触と新しい本の匂いがなんとも魅力的で

用もないのに開いてみたりもしたなー。



一回ちょっと開いてみようかな。




いやそれをやったら絶対に捨てられなくなる( ̄。 ̄;)

重い事典を運び出しながら、自分の心は行ったり来たり。



それでもなるべく心を無にしながら全部運び終え、ゴミとして出す日まで

ビニールシートをかぶせて置いておいた・・・・・・



結果、百科事典は捨てられたけれど


文学全集は捨てられなかった( ̄∇ ̄)




両親もまだ若く、お金がない時に無理して買ったんだって話を思い出してしまった。

ほこりだらけだし字が小さくて老眼の身には厳しいけれど

もう一度読みたい気持ちもある。



およそ40冊近くある文学全集はヒモに結ばれたまま、また押入れに戻って来た



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