第12回「音屋のkatsu」の音楽あるある〜駆け込み女編〜
「えぇ〜、駆け込み女にご注意くださ〜い!」今日のお話は私の女運の無さをお話ししたいと思います。実は高校三年生の終わり頃に彼女ができたんです。が、この彼女、なかなかの「くせ者女」でした。専門学校も終わり、新たに一人暮らしを始めようとした時です。それまで「遠距離恋愛」をしていた彼女が急に東京で同棲したいと言い出してきました。私はもちろんOKでしたが、普通なら彼女の両親が反対すると思うんです。何回も確認をしたのですが、「いいから、大丈夫だから!親は関係ないから!」と一方的に上京。バンドマンって、なんか女にだらしないイメージって昔からあるじゃないですか?本当は私もバンドを始めたきっかけは「女にモテたい!」も入っていました。高校生活三年間の最後にようやくできた人生二番目の彼女。正直、最初は芋のようなくらい地味な女の子でした。でも人間てすごいですよね?当時私は人一倍オシャレに気を遣っていました。女らしい彼女は、一生懸命オシャレを勉強しどんどん綺麗になって行きます。見た目は「モーニング娘。」の「飯田香織」似の女の子です。そりゃ〜大事にしましたよ。遠距離ですしね。彼女も人生で初めての彼氏という事で、若い二人はお盛んな事で!どこにでもいる彼氏と彼女だったと思います。事情を聞くと、短大に通っていた彼女に父親から「短大に通わせる金がなくなったから学校を辞めてくれ。」と言われたそうです。彼女の母親は小さい頃に離婚し、父親と二人暮らし。父親は公務員の役職クラスの人。母親は地元の飲み屋街でクラブを経営していました。色々あるのでしょう。それ以上は聞きませんでした。その彼女とそれから約三年間の苦楽を共にしまし
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