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仕事の問題はチームワークでは解決しないものです

ある日の事務室岡田課長「松木くん、さっき頼んだコピーは終わっていないのかい」 松木「あ、すみません。まだできていません。急ぎますか」 岡田「午後の会議に使うから、早めに仕上げてくれよ」 松木「はーい」 岡田「前園くん、先方に持っていくワインは用意できているかい」 前園「あれ、まだ発注していませんよ。急ぎますか」 岡田「出張は週末だぞ。間に合うかい」 前園「やってみます」 岡田「おいおい、しっかりしてくれよ。先方からの大事な依頼だからね」 前園「はーい」 岡田「本田係長、出張先のホテルは予約できているかい」 本田係長「大丈夫です。できています。部長と課長の2人分、どちらもシングルで予約済です」 岡田「ありがとう。あとで、ホテルの場所とか、分かるようにしておいてね」 本田「わかりました」 松木「課長、コピーできました」 岡田「ありがとう。これと、これと、ホチキスで止めておいてね」 松木「これからですか。最初に言ってくださいよ」 いつの間にか、川渕部長が事務室に来ていた。 川渕部長「松木くん、そう言わずに急いで止めてくれ。岡田課長、これから最終的な打ち合わせをするぞ。本田係長も一緒に来てくれ。松木くん、できあがったら、僕の部屋に持ってきてくれよ。よろしく頼んだよ」 松木「しょうがないなぁ。わかりました」 川渕部長と岡田課長は、川渕部長の部屋で打ち合わせを始めた。 岡田「何か、問題、出ていますか」 川渕「本田くん、彼らは、いつも、あぁなのか」 本田「あぁなのかと言われましても、何のことでしょうか」 川渕「与えられた仕事の期限の確認や、出来上がったときの報告は、当たり前のことだろう」 本
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2. 会社、辞めます。

妙な緊張感が漂う会議室で、役員は私にこう告げた。「来期から、子会社へ出向してくれ。」これまで2年に1回のペースで異動して来た。その度に想定した範疇での異動であったが、今回は全くノーガードで、正直、驚いた!動揺していないようにジッと役員の目を見据えたままではあったが、だぶん、顔が引きつっていたんだと思う。" 左遷 "そんな言葉が頭をよぎる。地方の営業部門から全社統括部門へ抜擢され、山ほど失敗もして来たけど、ようやく異動してきた本社でのプレゼンスも高まって来たところで、である。「はい。...わかりました。」そう、言葉を出すのが精一杯だった。...ラインから外された。そう感じた。もちろん、出向先から返り咲いて大きなポジションを任されるケースもある。ただそれは稀なケースなので、気分は大いに沈み込んだ。どこかで会社の成長を願い、全力で走って来たからこそ、結構、落ち込んだ。ここで頭打ちか...。出世街道を突き進むエリートサラリーマンは別として、こんな気持ちを感じるサラリーマンって結構いるんだろうな。プツッと、何かの糸が切れたような気がする。*かくして、あたたかい送迎を受け、子会社へ旅立つことに。その行き先は沖縄。かなり落ち込みもしたけど、それを周りの反応が救ってくれた。取引先や関係者に異動と報告する度に、必ずと言っていいほど、「なんて羨ましい!!」という反応。これが何回も続いてくると、あら?意外と、いいのか?と思って来たりして。楽しもうかな。せっかくなんで。赴任してからというもの、沖縄の美しい自然、おおらかで優しい人たち、音楽、食、歴史、文化と、私の荒んだココロは癒されることになる。この期
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