☯幸、辛はたった一文字違い☯
幸、辛はたった一文字違いこれにつきます。漢字の成り立ちとしては、全く別々です。関連性は無いです。「幸」は会意形声文字の仲間で、「土」は「夭」という形です。「若死(夭逝)」の意味で、下の「羊」の横棒を1本少なくした所は「屰」と同じ形で「逆さま」の意味です。つまり「若死の逆」で若く死なずに生き永らえるという意味に繋がります。「辛」は象形文字の仲間です。「立」が奴隷の額に入れ墨をするための針の形の意味で、「十」は人の胴体と手の形を表します。針から「罪」「辛」という意味に繋がります。どうですか?成り立ちが全然違いますよね?でも見た目は一文字違いです。私はそれも全て含めて「幸しあわせ」「辛つらい」の本質があると思います。外から幸せそうに見えても、実際の本人は辛い、外から本人は辛そうに見えても、実際の本人は幸せ。実際の状態が違うので、そこに至る感情の成り立ちが、違って当然です。漢字の成り立ちが違うように、感情の成り立ちも違います。それほど人間は外側からだけでは、本当の気持ちを知り得る事は困難であると私は思います。また、あなた自身の苦しみや悩み、本当の気持ちを共感してもらう事も非常に困難であると思います。たったの一文字の違いです。あなたがもし、お悩み苦しみの最中で困っているならばあなたがもし、頼れる人が今いないならば薬や、お酒、たばこ、賭け事に逃げないで下さい。占師に愚痴ってみては?
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