写真立ての裏は秘密の香りpartⅡ 毒母編
ご覧いただきましてありがとうございます。『心のオアシスまどかの部屋』のまどかです。今回は、前回の続きでpartⅡになります。昭和臭全開のサムネと共にお届けします。前回が気になる方は、併せてお読みください。子どものころから勘が良くて、色々気付いたり、見つけてきた私。あれは小学校高学年のときだったと思います。毒母が、私の部屋の引き出しやら日記やらやたらと詮索してくるのが本当に嫌でした。毒母が出掛けたある日、今度は私が詮索し返してやろうと思い立ち、毒母の部屋のたんすの前で考え込みました。引き出しの一番上の右側に、毒母の日記が入っているのは知っている。でももし、読んだことに気付かれたら、また暴力を振るわれる可能性は大きい。そこまでのリスクは冒せない…そこで、部屋を見渡し、獲物を物色しました。たんすの上に写真立てがいくつか並んでおり、その中の一つが、なぜか気になりました。毒母が中学生の時に亡くなった一度も会ったことのない祖父が、私に優しく微笑みかけていました。今まで何度となく見てきたはずなのに、この日は、妙に気になりました。私は思うままに、写真立ての裏を開けました。赤ちゃんを抱いた若かりし頃の毒母の笑顔。へー、こんな笑顔できるんだ。親戚の子かな?と思いながら、何気なく写真の裏を見ました。写真の裏には、こう記されていました。ぐちゃぐちゃに塗り潰された箇所を傾けると女の子の名前がハッキリと浮き上がりました。知らない名前。そもそも、塗り潰して私の名前書くって何?さすがに自分の子の名前、間違えないよね?ってかその日付…私が産まれる6年も前やないかーい!!ごまかすの下手かっっ!!この赤ちゃんの正体
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