言葉にできない想いも、そっと寄り添うこと🌿
おはようございます🌿朝の静かな時間に、写経をしながら自分と向き合う時間を大切にしています。先日、和歌山の高野山で一週間ほど修行の時間を過ごさせていただきました。その澄んだ空気の中で、忘れられない出来事がありました。ちょうどその時、大切な友人のご主人が亡くなられたのです。修行の最中、なぜかそのご主人が友人の名前を呼んでいる声が、ずっと耳に残って離れませんでした。まるで「伝えてほしい」と言われているような、不思議な感覚。けれど、同時に私の心には迷いが生まれました。「もしかしたら、寂しさゆえに友人を連れて行きたくて呼んでいるのではないか……」そんな不安が頭をよぎり、私は友人にどう伝えればいいのか分からず、今もそのことを胸の内にしまったままにしています。本当は、ただ静かに寄り添うだけでいい。そう分かってはいても、大切な友人だからこそ「あなたの名前を呼んでいたよ」と、ありのままを伝えたい想いが先に立ってしまう。でも、本当はもっと違う理由で呼んでいたのかも知れない……。目に見えないものを感じ取ったとき、それをどう言葉にするか。あるいは、あえて伝えないという選択をするべきか。伝え方一つで、受け取る側の心も、その先の景色も、大きく変わってしまいます。その重みを知っているからこそ、私は毎日、自分自身の心と格闘しています。「相談を受ける」ということは、それほどまでに難しく、尊いこと。だからこそ、私は修行を続けます。自分の心を透明に保ち、余計な私情を混ぜずに、ただ真っ直ぐに寄り添えるように。日々、自分を整え続けることだけが、相談してくださる方への誠実さだと信じているからです。「完璧でなくてもいい。言
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