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教養としての現代社会論⑥:グローバル社会・異文化交流

オリエンタリズム:パレスチナの文芸評論家サイードが名づけた、西洋中心主義的で浅薄な東洋観のこと。 ステレオタイプ:固定観念に囚われたイメージや態度。偏見や差別を生み出す原因となるので、異文化と接する際にステレオタイプに当てはめて相手を判断しないように心がける必要があります。 カルチャー・ショック:自分が慣れ親しんだ文化とは異なった文化に出会った時に、心に生じる違和感や衝撃。 エスノセントリズム(自民族中心主義・自文化中心主義):自民族や自国の文化を優位とし、他の民族や文化を価値の低いものと見なす態度のこと。 文化相対主義:自民族や自文化の価値観を絶対視せず、他の民族や文化にも積極的な価値を認め、互いに尊重し合おうとする考え方。 多文化主義(マルチ・カルチュラリズム):様々な人種,民族,階層がそれぞれの独自性を保ちながら,他者のそれも積極的に容認し共存していこうという考え方、立場。「人種のるつぼ」的な同化主義に対抗する考え方。 グローバリゼーション:ヒト・モノ・カネの流動性が高まり、国境を超えて地球規模で様々な変化を引き起こす現象。国を前提とする「国際化」よりも大きな概念と言ってよいでしょう。ナショナリズムと対立するように考えられていますが、基本的には経済的な原理です。 インターナショナリズム:独立主権国家の並存を前提として,それを超えた超国家政治社会の形成を志向する思想。より上位の政治機関への一部主権譲渡を含むので、基本的には政治的な原理です。狭義には国際問題の解決において、他の国家・国際機関との協調行動や対話を重視する外交思想・外交政策を指し、「国際主義」「国際協調主義」など
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教養としての現代社会論⑤:情報社会・管理社会

マックス・ヴェーバー:ドイツの社会学者。合理化が推し進められた西洋近代においては、組織的な分業を旨とした官僚制による管理・支配が浸透しがちである点に着目し、その下で人々の個性や創造性が抑圧される危険性を明らかにしました。すなわち、合理性を徹底的に追求した近代官僚制を特徴とする現代社会で管理され、豊かな精神と人間性を喪失する危険にさらされていると指摘しました。 官僚制(ビューロクラシー):本来は組織を合理的に運営するために取り入れられた仕組みでしたが、近代資本主義社会の原理となり、人間の感情を排し、人間疎外の状況を生み出していると指摘されました。 マクルーハン:カナダのメディア学者。活版印刷の発明や20世紀のテレビなどの出現に着目し、メディアの形式が人間の感覚に与える影響を指摘しました。 知る権利:必要な情報を妨げられることなく自由に入手できる権利であり、国や地方自治体に対して情報公開を求める根拠とされています。 説明責任(アカウンタビリティー):行政機関は、自らの権限を行使する場合、管轄地域の住民などの利害関係者(ステークホルダー)に対して、その内容に関する十分な情報を提供し、理解を得るように説明する責任があります。 IT(Information Technology、情報技術)革命:インターネットを通して消費者や企業は世界中の情報を簡単に低いコストで入手できるようになり、それによって経済・社会に大きな変革が起きること。インターネットが商業化された1995年以降に加速しました。 情報リテラシー:受け手が批判能力をもって情報の取捨選択をすること。 デジタル・ディバイド:パソコンや
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教養としての現代社会論④:環境問題・循環型社会

アルド・レオポルド:土地倫理~個人間で成り立つ倫理の範囲を「土地」にまで拡張しました。 レイチェル・カーソン:アメリカの海洋生物学者、『沈黙の春』。DDTなどの農薬など有害な化学物質の大量使用が、生物濃縮によって生態系破壊、環境破壊を引き起こすことを警告しました。 ハンス・ヨナス:世代間倫理の先駆者。人間は未来世代と自然の存続に責任を持ち、環境破壊を止めなければならないとしました。 世代間倫理:現在、生きている世代はまだ生まれていない未来の世代の生存に対して責任を持つという考え方。ケネス・ボールディング:アメリカの経済学者。地球が閉鎖的システムであることを指摘し、「宇宙船地球号」と表現しました。 ピーター・シンガー:動物解放論~動物の苦痛を考慮しないのは種差別であるとしました。 シーア・コルボーン:アメリカの生物学者。『奪われし未来』(第二の『沈黙の春』)で環境ホルモンの危険性を指摘しました。 環境ホルモン:有機塩素系の農薬DDTや猛毒で発がん性や催奇形性を持つ有機塩素化合物ダイオキシンなど、生体の内分泌系に悪影響を及ぼす物質。 ギャレット・ハーディン:共有地の悲劇~個人の利益追求が最終的に全ての破滅をもたらすとしました。 PPP(Polluter Pays Principle、汚染者負担の原則):公害問題において、公害の発生者がその防除の費用を負うという原則。環境問題は公害問題と違い、汚染者負担の原則が適用できず、地球全体で取り組まなければ解決できないという特徴があります。 国連人間環境会議:1972年、ストックホルム。「かけがえのない地球」(Only One Earth)。
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教養としての現代社会論③:共生社会

バリアフリー:高齢者や障害者が社会参加する際に障壁(バリア)となるものを取り除くこと。 ノーマライゼーション:身体的・精神的障壁を取り除き、高齢者や障害者など、全ての人が不自由なく(ノーマルに)暮らせる共生社会を目指す理念のこと。 ユニバーサルデザイン:障害の有無、年齢、性別、人種等にかかわらず、多様な人々が利用しやすいよう都市や生活環境をデザインする考え方。 ユニバーサル社会:障害の有無、年齢等にかかわらず、社会の対等な構成員としてあらゆる活動に参画する機会が確保され、相互尊重しつつ共生する社会。高齢者と若者、健常者と障害者が共生する社会。 男女共同参画社会:男女にかかわらず、社会の対等な構成員としてあらゆる活動に参画する機会が確保され、相互尊重しつつ共生する社会。男性と女性が共生する社会。 循環型社会:有限である資源を効率的に利用するとともに、循環的な利用を行って、持続可能な形で循環させながら利用していく社会。人間と自然が共生する社会。ダイバーシティ(多様性):性別や年齢、国籍、障害の有無、性的指向、宗教・信条、価値観等が異なる人々の属性を尊重する考え方のことを言います。 インクルージョン:多様性を受け入れて、個々の特性が活かされている状態を言います。様々な人々が同じ組織に集まるダイバーシティ社会は他者との衝突が起こりやすい場所でもあるので、「ダイバーシティ&インクルージョン」という表現で、「人材の多様性(=ダイバーシティ)を認め、受け入れて活かすこと(=インクルージョン)」を指します。ボランティア:意志や好意などを意味するラテン語が語源。自発性(自主性)、社会性(福祉性)
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教養としての現代社会論②:少子高齢社会・女性の社会進出

高齢化率:世界保健機関(WHO)では65歳以上を高齢者としており、総人口に占める高齢者人口(老年人口)の割合を言います。ちなみに15~64歳を生産年齢人口、14歳以下を年少人口と言います。 高齢化社会(aging society):高齢化率が7%を超えている社会を言います。日本では1970年に突入しました。 高齢社会(aged society):高齢化率が14%を超えている社会を言います。日本では1994年に突入しました。日本より高齢化率が高い国は他にもありますが、高齢化社会→高齢社会をわずか24年で通過したのは世界最速です。ドイツは42年、フランスは114年もかかっているのです。 超高齢社会:高齢化率が21%を超えている社会を言います。日本では2007年に突入しました。急速な高齢化を迎えている日本がこれにどう対処するかは、中国をはじめ、高齢化が急速に進んでいる国にとっても必要なノウハウとなるわけです。 世代間扶養:高齢者1人に対して現役世代(生産年齢人口)が何人で支えているか、ということです。高齢者1人を支える現役世代の人数は、1960年では11.2人でしたが、少子高齢化により、1980年には7.4人、2014年では2.4人となりました。現状が継続した場合、2060年、2110年時点では高齢者1人に対して現役世代が約1人となるとされます。 少子化:合計特殊出生率が人口置換水準2.1を相当長期間下回っている状況のことを言います。日本では「女性の社会進出」→「晩婚化・未婚化」→「出生率低下」といった構造が背景にあるとされます。日本では婚外子はわずかに2%にすぎず、「できちゃった婚
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教養としての現代社会論➀:生命科学・現代医療

自己決定権:人は自分の生命や身体の扱いについて、自分で決定することができるという原則。この原則に基づいて、医療の現場では患者の同意を得た上で、治療を行うことが重視されるようになりました。インフォームド・コンセント:医師が患者に対して、治療の利点だけでなく、予期される合併症や代替方法なども十分説明した上で、治療方針の同意を得ること。 パターナリズム(家父長主義):本来は、子どもの利益を考えて保護・干渉する父親のような行動様式、家父長的な権威によって他人に干渉すること。医療の現場では、医師などの専門家が患者の自己決定権を侵害することを言います。 代理出産:日本では日本産科婦人科学会の指針により、代理出産は自主規制されている。代理出産が認められた場合、代理出産をした夫婦と代理母との間で引き渡しや親権をめぐる争いが生じることが、海外の実例から懸念されています。 非配偶者間人工授精:日本産科婦人科学会の指針では、夫以外の精子を使う非配偶者間人工授精を行う場合、精子提供者は匿名とすることが定められているが、子どもが自分の出自を知る権利を尊重すべきだという意見もあります。 遺伝子診断:発症可能性を予測し、病気の予防や治療を行うことができるが、遺伝情報は究極のプライバシーと言われ、就職や保険加入や結婚の場面での差別を生み出す危険性があります。 着床前診断・出生前診断:受精卵や胎児の遺伝子を調べることにより、障害や遺伝病の有無などを診断する技術。発症の確率などを事前に予測できるという利点がある反面、胎児の異常を理由とする人工妊娠中絶が広がり、命の選別が行わる可能性や病気や障害を持つ人々への差別を
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AKY

こんにちは。街中が、早くもクリスマスのディスプレイになっていました。もうそんな季節…早いです(^^;; 年末になると、”今年の流行語特集”なんてのもやってます。昔々(笑)KYという言葉が流行りましたよね。 空気(K)読めない(Y)でKY。 「あの人、KYじゃない?」と、悪口だったり、ネガティブな意味合いの言葉ですがKYにAを足すと、あえて(A)空気(K)読まない(Y)でAKY。なんだそう。当時、なるほど~!って感心しました。私は時々、AKYを活用しています。 空気読んで。察して。和を乱さないで。 よく聞く言葉です。 特に現代の若者達は、SNS上でも常に意識しないといけないんでしょうか。 あっちにもこっちにも嫌われないように気を使って。 グループLINEは入らなきゃいけないし、入ったら入ったで…大変です。でも待ってください。 一体何に怯えていますか? 空気読んで保っているその世界は、本当の自分を出したら壊れちゃいますか? 壊れたら、もう終わりですか? 空気読んで、気を使って、自分をごまかし続けていたら、本当の自分の心は深く深く沈められていきます。 だから、自分の気持ちがよくわからない。ってなってしまうんです。 自分がわからないんです。空気が読めるあなたはとっても繊細で、優しさ溢れています。 自分の気持ちより周りの事を優先しなきゃ。って。頑張り屋さんなんだと思います。 けど、その空気、一体誰が作ったものなんでしょう? そもそも本当にその空気、ありますか? (すいません、すぐ前提を疑うクセが(^^;;) 他人のものさしによる承認を得ようとすると、ずっとあなたの心は置き去りですよ! も
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昨日のスーパーでの出来事・・・世論が見えた気がした。

私は買い物かごに5~6点、野菜などを入れてレジへ・・・私の前には60代のおじさま、その前には会計中の70代後半のおばあさん。。。よく見るとおばあさんはカートを引いて買い物かごいっぱいに商品が入っています。その半分が500mlのペットボトルのお茶です。レジの店員さんがかご1つには入りきらず2つ目に突入。おばあさんはレジが終わるのを待っている間、テーブルに手をついて足は棒状態。どう見てもこの量を家まで持ち帰れるとは思えない。。。誰か付き添いがいるようにも思えない。同じ疑問を抱いていたのでしょう。私の前でレジを待っていたおじさんが「これ、袋詰めの台まで俺が持っていこうか?!」「後ろも待ってるし、そのほうが早いよね」親切心が7割、イライラ度が2割、心配度が1割といった具合の声掛け。おばあさんの返事する笑顔と元気な声に一安心しました。支払いの段になって現金払いのため、お札と小銭を出し、、、アタフタ、、、無事におばあさんの会計は終了。やっとおじさまの会計です。チャチャっと2分で終了。私が会計中。おじさまは袋詰めも終わり。そのまま出口に向かうのかと思いきや、、、おばあさんが袋詰めしている場所まで戻ってきて、「車まで運ぼうか?」親切心9.5割じゃん!あとの0.5割はほっとけない誠心。。。おばあさんは「大丈夫よ!ありがとう。」と言ったら、おじさまは、何だかほっとした様子で、「そうか?じゃあ気をつけてな!」と、立ち去りました。何だかいろんな複雑な感情が渦巻きました。・親切な人がいる世の中でよかった。・おばあさんは病気でもなく、しんどいわけでもなく、元気でよかった。・しかし、この体で車に乗って買い物
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【資産運用】政策金利と株価の関係

こんにちは!ゆんすけです!私はココナラで、「簿記」、「FP」、「数学」の指導を行なっています。たまに、ブログでは資産運用について書いていきたいと思います。今回は「政策金利と株価の関係」について書いていきます。①政策金利とはまず、政策金利について書いていきます。政策金利とは、中央銀行が設定し金融市場において金利水準を調整するための基準となる金利のことです。政策金利は、金融政策の一環として、中央銀行が経済の安定や物価のコントロールを目指して調整します。目的: 政策金利の主な目的は、経済全体の金融状況や物価水準を調整し、金融政策を通じて経済の安定を促進することです。中央銀行は通常、物価安定や最大雇用を達成するために政策金利を調整します。②政策金利と株価の関係一般的に、中央銀行が政策金利を上げた場合は株価は下がる傾向にあります。その逆で、政策金利を下げた場合は株価は上がる傾向にあります。そこで、理由を説明致します。今回は政策金利を上げた場合を例にして考えていきたいと思います。中央銀行が政策金利を上げると金融市場全体の金利も上昇する可能性があります。これにより、債券などの金利が安全で安定した選択肢としてより魅力的になり、配当を得るためにリスクを取る必要がある株式市場に対する投資の魅力が低下することがあります。したがって、株価は下がる傾向になります。③最後に政策金利と株価の関係について理解できましたか?株式の買い時などはこういった要素からでてきます。ニュースでなぜ、日銀総裁の発言が大きく取り上げられているのかを理解できるとよりマネーリテラシーを上げることができるかと思います。
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