絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む

すべてのカテゴリ

4 件中 1 - 4 件表示
カバー画像

「都立の英語」出る順100選Vol.8~(後編: 経験用法)都立は完了形が好きな訳

完了形文の読解では、“時間の流れ”に注目させる単語・フレーズを見つければ、その意味がはっきりします。 まずは、経験です 以下の単語を伴っていれば、経験用法です。  never    一度も~ない  ever      かつて  ~ times      何回か  before     以前に  once     一度  recently*  最近 これらの訳語の後ろに経験したと加えて訳してみましょう。とてもしっくりきます  一度も経験がない  かつて経験した  何回か経験した  以前に経験した  一度経験した  最近経験した *recently は “近況質問”として扱われることもある。経験と近況質問は境界が曖昧なため、都立の長文では「最近経験したこと」と読んでほぼ問題ない。 過去12年間では、完了形経験は33回登場しました (AntConcのKWIC機能を用いた筆者の分析結果より) 出題事例 2026年 Have you ever done any other performances outside of school?  あなたはかつて学校の外でなにかパフォーマンス  をしたことはありますか。 2025年 I have played one in a music class before.  私は以前に音楽の授業で一度やったことが  あります。 I have never thought about that.  私はそのことについて一度も考えたことは  ありません。 2024年 Has something moved you recently?  最近、あなたは心を動かさ
0
カバー画像

「都立の英語」出る順100選 Vol.7~(中編)都立は完了形が好きな訳

まずは、都立で出る“完了形の範囲”を正しく押さえましょう 都立入試で出題された完了形は 現在完了形・現在完了進行形のみです 中学では過去完了(had+過去分詞)も学びますが、過去12年で had の登場は57回。しかし、過去完了の用法は確認できませんでした受験戦略としては、潔く過去完了は切り捨てるのもありでしょうそこで、現在完了から解説を始めます 現在完了の“中核イメージ” =「過去 → 現在」までの時間の流れのどこかに注目している状態 この“時間の流れ”のどこに注目するかで、 4つの読み方に分かれます 経験:過去に注目 → かつて~したことがある 継続:全体に注目 → ずっと~している 結果:現在に注目 → ~した結果、今こうなっている 完了:現在に注目 → 今まさに~し終えた 4つに見えますが、根っこは1つ。“時間の流れ”をどう見るかです よくある説明:完了形は文脈によって意味が変わるから難しい本質はこうです意味が変わるのではなく文脈によって、“時間の流れ”の注目点が変わるだけ。 I have played the piano. (根っこの訳文) 過去から現在につながる時間のどこかでピアノを弾いたことがあり、それが今の自分につながっている この文は、“時間の流れ”のどこに注目点があるかにより、理論上は4つの解釈ができます 経験:ピアノをかつて弾いたことがある 継続:ピアノをずっと弾いてきた 結果:ピアノを弾いてきた結果、今も弾ける 完了:ピアノを今まさに弾き終えた しかし、実際の英語では、この文では①経験と②継続しかまず使われません ③、④は“理論上の意味”であり、 実際の
0
カバー画像

「都立の英語」出る順100選 Vol.5~(後編)ラスボスhaveも意味は2つ覚えればよい理由

中編のブログでは、都立高入試長文でhave+過去分詞で出てきたら、「過去から現在までの時間の流れの中」をイメージしてhaveの後ろに来る動詞に繋げて読み進める、とお話ししました。 今回は残った用法である義務と飲食を解説します 最初に、義務(have to ~)です これもhaveの意味はほぼ消滅。意味は後ろに続く「動詞」+「しなければならない」です ほぼと書いたのは、語源的には古英語の “habban tō” 構文に遡り、   habban(持つ、所有する)+ tō(現代のtoに相当) ~   = 〜することを自分のところに持っている   → 「〜しなければならない」 と変化し独自の意味を取得したものと言われているからです 意味が薄れて文法化した結果、音も弱まり、ハブ ツー → ハフ ツー→ハフタと一語のように発音されるようになりました 用法は助動詞に似ていますが、あくまで動詞ですので、否定形は助動詞を取って、   don’t have to ~ = ~する必要はない   will not have to ~ = 将来、〜する必要はない となります 過去の出題事例 2026年 But you have to become better performers, too.  しかし、あなたはまたより良い演技者にならな  ければなりません。 2024年 We don’t have to take the faster way.  私達は急いでその近道を使う必要はありません。 2022年 He thinks he has to get up early to go running.  
0
カバー画像

「都立の英語」出る順100選 Vol.6~(前編)都立は完了形が好きな訳

Have you answered the question which Sayuri made? これは、2026年都立高入試 大問2の冒頭1行目に登場した一文です 大問2は大問1のリスニングが終わった後に続く、最初のリーディング問題です。「一発目からこれを持ってくるか?」と分析していて思いました Did you already answer the question which Sayuri made?  または、 Did you finish answering the question which Sayuri made? どちらも意味はだいたい同じです しかし、あえて完了形を使うことで、 「ねね、サユリが作ったアンケートにもう答えた?」 と言う、弾むような文脈を演出しているのです 大問2の冒頭1行目に完了形が登場したのは、過去12年で今回を含めたった2回です 2020年 I’ve been interested in volunteer work.  私、ずっと前からボランティアの仕事に興味が あるんだこちらも、完了形を使うことでワクワク感が伝わってくる表現になっています。しかし、こちらは単文の肯定文なのでそれほど難しくはありません 冒頭の一文は、関係代名詞を伴った複文かつ完了形疑問文とやや難解です。さらに、過去出題事例が少ない完了形完了の用法なのです。英語が苦手な子にとっては出鼻をくじかれる感覚を持ったことでしょう 実は、都立高入試の英語では、完了形の表現が頻出します       登場年数   登場回数 経験       12      33 継続        9
0
4 件中 1 - 4