まだ起きていない未来が怖いあなたへ―予期不安が止まらない時の心理学的対処法
はじめにおはようございます。何も起きていないのに、先のことを考えるだけで不安になる日があります。「もし失敗したら」「また同じことになったら」。今日は、そんな予期不安が止まらない時に役立つ、心理学的な対処法をご紹介します。1 予期不安とは何が起きている状態か予期不安とは、未来の出来事を先取りして不安になる状態です。脳が危険を避けようとして、最悪のシナリオを何度も再生します。HSPの人は想像力が豊かなため、この反応が強く出やすいと言われています。不安は性格の弱さではありません。2 「考えを止めよう」としない予期不安が出ると、「考えちゃダメ」と抑えたくなります。しかし、思考の抑制は逆効果です。心理学では、抑えた思考ほど強く戻ることが知られています。止めるより、扱い方を変えることが大切です。3 ワーク① 脱フュージョンで距離を取る不安な考えが出たら、こう言葉にします。「私は今、〇〇になるかもしれないと考えている」。考えを事実から切り離します。これはACTで使われる方法です。考えは予測であって、証拠ではありません。距離を取るだけで、脳は落ち着き始めます。4 ワーク② 今できることに戻る予期不安は未来に意識が飛んでいます。そのため、「今できる小さな行動」に戻します。コップ一杯の水を飲む。深呼吸を一回する。椅子に座り直す。現実に戻ることで、不安は弱まります。5 ワーク③ 最悪の想像を書き出す頭の中でぐるぐるさせず、紙に書き出します。「何が一番怖いのか」「それが起きる確率は?」「起きたら本当に終わりか?」認知行動療法でも使われる方法です。書くことで、不安は具体化されます。6 予期不安とうまく付
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