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博士課程の試験当日にやらかしてしまったこと!

こんにちは!心理学研究員の原です。私は,修士も博士も白百合女子だったのですが,博士課程の受験で試験を受ける時にやらかしてしまったことを書きたいと思います。修士課程の時に学会発表もしたし紀要も書いているから相当なことがない限り博士課程の試験で落とされることはないだろうと思いつつ,不安だったので試験1か月前からは英語と専門科目の受験勉強を一応していました。そして,試験当日を迎えます。やらかしてしまったのは英語でした。確か90分で2問出題されたんです。1問目は第3パラグラフの英文を日本語訳にする問題で2問目はすべての英文を日本語訳にしてくださいという内容だったと思います。なので1問を40分で解いて5分は見直しの時間にしようと思っていたんですね。それで第1問の英文を日本語訳にしていったのですが,問題文をしっかりと読んでいなくて第1パラグラフから訳してしまったんです。第2パラグラフまで訳して30分近く経過していました。それで問題文を見て…頭が真っ白になりました。第1問の解答用紙に書いた日本語訳をすべて消して,20分かけて第3パラグラフを訳しました。第1問だけで50分も使っていたので第2問はもう少しくらい間違えてもいいやと思いながら訳していって最終的に5分余ったんですね。なので,見直しをすることができたのですが,もしかしたら落ちるかもと思っていました。試験が終わり無事に合格していたので,指導教員に「問題文をしっかりとみてなかったから第1問が誤ったところを訳していて訳しなおしたんです。第2問目にも影響したと思うので点数低かったですよね」と話したら「第1問の方が日本語訳がきちんとできていたよ」
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ポルトガル移住の経緯

現在ポルトガルの博士課程に在籍中のヤマトです! 2022年に会社を辞めて、旅行でも訪れたことのなかったポルトガルに移住しました。 このブログでは、ポルトガル移住の経緯について簡単にお話しできたらと思います。 大学の学部生のころに、世界一周の船に乗ったり、ヨーロッパをバックパッカーで回ったりした経験から、学生の間に海外で長期の生活を経験したいと思うようになりました。学部を卒業し、大阪大学の修士課程に進学した2015年、ある友人のきっかけで経産省が主催のVulcanus in Europeプログラムを知り、ダメもとで応募しました。そのときに初めて履歴書(CV)やカバーレター、応募書類の作成に挑戦し、多くの方の助けがあって応募書類が通り無事にプログラムに合格することができました。このプログラムでは4か月間の語学研修と8か月の企業研修があり、2016年に一年間フランスで滞在することができました。それから修士課程を卒業し外資系の企業に就職し、研究者としてのキャリアと重ねていきました。しかし、外資系の企業であったこともあり、PhDの必要性を改めて実感し会社を辞めて博士課程に進学することを決心しました。ヨーロッパの大学を中心に複数の大学や奨学金プログラムに応募し、8校から合格の通知を受け取ることができました。応募した大学や博士課程プログラムの数は30以上で、ここでも改めて応募書類やカバーレターの重要性を実感することができました。 私自信、書類の作成などに苦労した経験があるため、ココナラを通して海外に就職や進学を検討されている方のお力になれたらと思いこのサービスを始めました。 書類の修正だけで
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ご先祖からの恩恵を感じるひととき

今週は、私の母方の祖父母の墓参り&叔父に会い、世界で唯一と言っていい、私がやりたいと思っている研究分野での論文を出し引き続き研究を進めている、愛知医科大の先生にお会いしてきました。私が博士課程でやりたいと思っているトピックは非常〜〜〜に人からすると斬新すぎるので正直、ボロクソに言われたこともたくさんありました。こっちは、練りに練って考え尽くし、これでいくと決めたのにそれまで2年近くずっと心もアカデミアも支えてきてくれた心から尊敬して大好きな教授がいきなり身を翻し、私に対してものすごく辛く当たり「絶対にそんなの関連性ない」「絶対にあり得ない」「誰も興味ない」などの罵倒を浴びせ続けてきたのは、本当に辛すぎた経験でした・・・腰痛の専門家からそんなことを言われ、本当に自信をなくし、統合医療の学会に行って一生懸命周りの教授にそんなに私の考えがおかしいと思うか?と聞いたり自分でも必死にリサーチを重ね、なんとか持ち直したのが7月ごろ。いまだに心の傷は癒えないところもあり、その上、私のトピック、やってる人がほとんど存在せず・・・その上、痛みって主観だから、測るのにものすごく難しい世界その上、腸脳軸って、すっごく複雑。その二つをやるなんて、両方難しいのにどっちもきつい。それに資料が、この2つについて書いてるものがないから調べると膨大な量のリサーチしないといけない・・・。そういうところもあって研究に身が入りづらいところもあったのですがようやく、私のやりたい研究分野の研究論文をいくつか出しており今も研究が進行中の教授にお会いしてきました!コロナで移動するのは気が引けていたけれど、なぜか、世界で唯一、
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研究におけるアートの重要性

研究歴7年、28歳男性で生物系研究者の「めいす」です。博士(医学)の学位を取得しています。私は現在ポスドクをしており、来年度から大手製薬企業の研究職として就職します。研究をしていると、しばしば新規テーマを考える時がありますよね。私も、今の研究テーマは自ら着想したものです。それ以外にも普段から新しいテーマを思いついて、研究室のメンバーに話したりすることがあります。たまに「どうやっておもしろいテーマを思いつくの?」と聞かれることがあるのですが、私はそれに対して明確な答えがありません。というのもいつも直感なのです。テーマの着想だけでなく、実験データの考察もどちらかというと直感です。何か論理的に考えてテーマを着想するというのではなく、「こうなんじゃない?」「この仮説おもしろそう」という考えが、ふと頭に浮かぶのです。そして、その後にその直感を論理的に考えて、妥当性を評価します。学振や就活の研究概要書では、あたかも研究テーマを論理的に考えて着想したかのように書いていますが、私の頭の中では逆でした。着想してから論理的に考えているのです。さすがに就活で「研究で大事なのは直感です」と言う勇気はありませんwwwサイエンスというと、論理的であったり、理性的といった言葉と強く結びついている感覚があります。そのため、いつも自分の研究テーマの着想方法はサイエンスっぽくないなと思っていました。直感なので、再現性がないのです。研究者なのに、なんだかサイエンスっぽくないのが歯痒く思っていましたし、間違っているやり方な気もしていました。ただ、最近とある書籍に出会い、「そういうことなのか!」とハッとすることがありま
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研究者の登竜門「学振」って何? どうやって書くの?

研究歴7年、28歳男性で生物系研究者の「めいす」です。博士(医学)の学位を取得しています。私は現在ポスドクをしており、来年度から大手製薬企業の研究職として就職します。私は博士課程2年度に学振DC2に応募し、採用されました。また、博士課程4年度に学振PDに応募し、二次採用候補から採用されました。私は業績お化けのような、業績に恵まれた研究者ではありません。そのため、内容勝負で学振に挑戦しました。業績が少なくても、内容が良ければ学振は通る。これは私の感想で、恐らく間違っておりません。そこで本記事では、学振とはどの様な制度なのかという内容から、どのようにして魅力的な学振を書くのかについて書いていこうと思います。1.学振ってどんな制度?学振とは、「日本学術振興会 特別研究員 DC1/2, PD, RPD, CPD」の略称で、学振DCや学振PDと呼ばれることが多いです。3年間 または2年間,生活費(特別研究員研究奨励金)が支給されます。• DC1, DC2:20万円/月• PD, RPD:36.2万円/月• CPD:44.6万円/月(PD採用者が応募できる海外渡航枠)また、生活費以外に研究費として毎年150万円以内が支給されます。支給される研究費は、研究内容などによります。私の場合、生物実験系の採用で、DC2の場合は年90万円ほど、PDの場合は年120万円ほどでした。申請年度は以下の通りです。()内の数字は最長採用期間。– M2→DC1 (3年)– D1/D2→DC2 (2年)– D3以上→PD (3年)採用率はどれもおおよそ20%程度となっています。2.学振ではどの様なことを書くの?いく
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研究職就活のための研究概要書の書き方

研究歴7年、28歳男性で生物系研究者の「めいす」です。博士(医学)の学位を取得しています。私は現在ポスドクをしており、来年度から大手製薬企業の研究職として就職します。参考までに、私の就活の結果はこちらです。■ES通過率 【100%】■最終面接到達率 【100%】■エントリーシート通過企業アステラス製薬、エーザイ、協和キリン、住友ファーマ(旧大日本住友製薬)、田辺三菱製薬、第一三共、中外製薬、ペプチドリーム■最終面接到達企業上記のうち、4社(他の会社はES通過後に選考辞退)私が研究職就活で最も大事だと考えることは研究概要書であると以下の記事で紹介いたしました。そこで本記事では、如何にして”通る”研究概要書を書くのか、について紹介したいと思います。1.私の研究概要の構成一般的にA4 2枚での提出が求められる場合が多いので、そのケースです。[研究背景] 381文字[着想の経緯] 380文字 (図1)[研究方法と結果] 1281文字 (図2~4)[今後の展望] 188文字[本研究の意義] 524文字[研究業績]元々学振PDに出していた研究計画書を元にしているので、構成も学振の申請書にならって書きました。そのため、ある程度学振の書き方とも関連する部分があります。特に背景といったイントロダクションの部分です。学振の書き方については以下の記事に書いております。研究概要書のA4 2枚は、多いようで少ないというのが個人的な印象です。研究概要書は書こうと思えばいくらでも書けると思うので、どれだけコンパクトに、わかりやすく伝えられるかが大事です。2.研究概要書で伝えるべきこと研究概要書で伝えるべきこ
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博士の製薬企業研究職内定獲得のための2つのオキテ

研究歴7年、28歳男性で生物系研究者の「めいす」です。博士(医学)の学位を取得しています。私は現在ポスドクをしており、来年度から大手製薬企業の研究職として就職します。なんで卒業後すぐに就職しないで、ポスドクをやっているの?そんな声が聞こえてきそうですが、それに関しては以下の記事をご参照ください。本記事では、博士課程で新卒採用で製薬企業の内定を勝ち取るために大事だと思うことを紹介したいと思います。ちなみに私は、日本の大手製薬企業と言われる企業複数社にエントリーし、すべてエントリーシートは通過しました。また、そのうち面接に参加した企業は全て最終面接に進んでいます。そこで選考を経て感じた「これだけは大事」と思うことについて書きたいと思います。製薬企業研究職内定において、最も大事だと思うこと、それはずばり研究概要書です。私は研究概要書のデキがよかったからここまで就活がうまくいったといっても過言ではないと思います。私が就活で使った研究概要書の大元は、日本学術振興会特別研究員(PD)に使用した申請書であり、私はPDにも採用されております。つまり、製薬企業も、そして日本学術振興会も、きちんと研究について考えられる人が欲しいこれに尽きると思います。「私は研究について深く考えられますよ」とアピールできるのが、研究概要書なのです。ウェブテストがボロボロで絶対これはダメだなと思った企業でも、ちょっと適当に書いたからエントリーシートのデキが微妙だったな〜と思った企業でも、面接に呼ばれました。これはつまり、研究概要書のデキが良かったから、企業が「この人、面接に呼んでみたい」と思ってくれたのだと思っていま
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私が、博士課程卒業後に企業就職することを決めた理由

研究歴7年、28歳男性で生物系研究者の「めいす」です。博士(医学)の学位を取得しています。私は現在ポスドクをしており、来年度から大手製薬企業の研究職として就職します。なんで卒業後すぐに就職しないで、ポスドクをやっているの?そんな声が聞こえてきそうですが、理由は単に「元々アカデミアに残るつもりだったけど、急遽就職することにした」からです。製薬企業(最近はその他の業種も)は、博士課程在籍者の新卒採用を、入社年度の2年前から始めることが多いです。例えば、2023年4月に入社するのであれば、2021年の夏頃に就活が行われるといった感じです。そのため、4年生博士課程で卒業後に入社する場合では、博士課程3年度に就職活動をする必要があります。しかし、私は博士課程3年度はアカデミアに残るつもりだったので就活はしていませんでした。転機が訪れたのは、博士課程4年度の初夏ごろ。いろいろ悩んだ末、急遽就活をすることに決め、焦りながらも就活を始めました。これから話す内容は、「なぜ私がアカデミアに残ることを諦めたのか?」その理由です。これは私の個人的見解であり、アカデミアに残ることを悪とするような意図はございません。私がアカデミアに残ることをやめた理由は以下の2つです。1.「研究が趣味ではなくなる」と思ったから2. 「もっと薬作りにダイレクトに関わりたい」と思ったから1つ目の理由は、全体の6割ほどを占める大きな理由の気がします。私にとって研究とは「知的好奇心に基づいた趣味」でした。車が好きだから車に乗る、ゲームが好きだからゲームをする、といったように研究が好きだから研究をするという趣味のようなもの。学生の
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ブラウン大 vs ワシントン大 公衆衛生大学院の授業を比べてみた

お久しぶりのこのネタです。授業内容を比較してみようと思います。ブラウン大の最大人数のクラスがワシントン大学の最小人数クラスであることとは、かなり前に書いた記事で紹介していますが、内容を色々と比較してみようと思います。ちなみに今、出なかったSurvival  Analysisの初日の授業録画を聴きながら書いてます(なんてダメ学生だ・・・笑)いや、行かなかったのは医療の理由で、普通の時は行きますよ?そりゃ!今、この授業を聞いてても思うんですが、ブラウン大学と比べると、ワシントン大学の授業って、労働量が少ないよな・・・。ブラウン大学・公衆衛生大学院は基本的には、ほとんどの授業が、・試験(中間試験と期末試験)・個人プロジェクト & 個人プレゼンの組み合わせです。グループでのプレゼンは、少人数制であることもあり、ほぼありませんでした。個人で好きなプロジェクトを自由決めて、個人でプレゼンします。その上、普通に試験があります。統計学は、1)数学 2)プログラミング 3)研究プロジェクトの3部構成でかなりハードでした。ちなみに私がやったのは、・質的研究:「占星術リミディ効果の個人的体験について」・生物統計学:「肺活量と短期記憶の関係性について」・政策比較:「タミルナドゥ州でのシッダ医学のデング熱予防プロジェクトの効果について」・アンケート調査研究:「鍼灸クリニックでの患者さんの期待内容と満足度について」・環境疫学:「過労死についてのレビュー」・RCT臨床研究:「シッダ医学に基づいた、近視のためのアイエクササイズの効果研究プロトコル」などですね。完全に個人的な興味っすね〜。それを自由にやらせてく
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博士課程の卒業には2種類あるて本当?

大学は「卒業」、修士は「修了」と言いますが、博士課程はいかがでしょう?博士課程ももちろん「修了」はありますが、もう一つ「満期取得退学」という言葉を目にします。これは大学でいう「中退」ではなく、博士課程の全過程を納めたという意味で表記されるものです。大学院では博士号取得までに二つの関門を突破しないといけません。一つ目は「単位の取得」です。こちらはそれぞれの大学院で定められている課題をこなすことで取得できます。博士課程の単位取得は研究活動を中心に行えるようなカリキュラムのため大学や修士課程と比べても格段に少ない単位で修めることができます。単位を取得しただけでは博士号はもらえません。二つ目の関門として「博士論文の執筆」が待っています。単位を取得し、なおかつ博士論文を執筆して審査に合格することで博士号が初めて与えられるのです。簡単なように聞こえますが、博士論文を執筆するまでが非常に困難、、、博士号を執筆するためには「博士論文執筆資格」を得なければならず、その資格取得要件が各大学院に設定されているのですが、これが厳しい。最低でも「第一執筆の査読論文を1篇以上」くらいには設定されています。査読論文は通るのに時間がかかり、私も投稿から査読通過まで9か月かかったこともあります。執筆資格は1年間有効のため博士課程の3年間で博士号を取得して修了するには2年目の春には執筆資格審査を通過する必要があります。となると1年目の夏には研究論文の枠組みはできてないといけないわけで、、博士号取得への旅は進学時から始まっているんですね。無事に執筆資格審査を通過しても、もちろん肝心の博士論文が書けないと意味がありま
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修士課程に毛が生えたのが博士課程だと思ったら大間違いだった話

大学院には「修士課程」と「博士課程」に2課程があります。大学によっては「博士課程前期(修士)」と「博士課程後期(博士)」だったりします。大学院へ進学しようと色々調べると「修士課程2年のコース」と「博士課程3年のコース」みたいな表記を目にします。大学生の私は「なるほど修士課程の2年に加えて1年余計に大学院に通えば博士号が取れるのか」と博士課程の書類を取り寄せるわけですが、書類に目を通すと自分の勘違いに気が付きます。大学院の博士課程は修士課程を修了していないと進めません。修士課程の2年間を修了した後に博士課程の3年間が待っているんですね。つまり博士号を取るためには最低でも5年はかかるわけです。大学を卒業するのが早くても22才と考えると博士号を取って社会に出るのは30才手前、、、それでも大学院で学ぶ価値は大いにあります。大学院進学についても相談を受け付けています。
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学位論文は研究テーマに始まり研究テーマに終わる

論文を書くときはテーマを決めます。 研究は常に新規性を求められるので、我々研究者は常に新しい研究テーマを探しています。 「これは新しいテーマになりそうだぞ!」と良いネタを見つけてもよく調べたら50年以上前に研究されていたテーマだったなんてことは珍しくありません。 研究テーマを探してどんどんニッチな分野を追求しますが、研究指導をしていると受講生の陥りやすい思考があることに気づきました。 研究の打ち合わせの時、受講生は研究テーマの候補を持ってくるのですが、私は決まって「研究のテーマを決めた理由」を聞きます。 すると決まって「今までこの研究が行われていなかったから」と返事が返ってきます。 研究テーマの設定理由が「今までやられていないから」ということでは論文を執筆しても審査に通らない可能性が高いです。 そもそも研究の世界では「新規性(新しいこと)」に加えて「汎用性(使えること)」が重要視されます。 「今までやられていない」というのは言葉を換えれば「今までやる価値がなかった」ということです。 「ドリルを売りたければ穴を売れ」という言葉があります。 「ここに穴を掘れば埋蔵金がわんさか出てきますよ」と聞けば別に売り込まなくてもドリルが売れるという理論です。 「ここに穴を掘ってください」と言われて理由を聞いたら「ここに穴がないからです」と言われても全く穴を掘る気にはならないですよね? この話では埋蔵金を掘り当てるための穴が「価値」でありその価値を得るためにドリルを必要とするだけです。 ドリルは穴を掘る「手段」であり、研究は価値のある発見をするための「手段」でしかありません。 研究活動を行うには
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マスク解禁と幸せの話

7月1日から、シアトルはマスク解禁になりました。厳密に言えば、ワクチン接種済み者が7割を超え、室内でもワクチン接種者はマスクをしなくても良いということになりました。革命?レベルですね。とはいえ、バスや電車などはまだマスクしますし(しなかったら超言われた)まあ、室内でマスクしてる人・してない人半々ぐらいっていうところになっているでしょうか。なんか・・・「ワクチン接種者はマスクしなくても良い」=マスクしているとワクチンしていないって思われて逆に恐れられそうと思ってマスクをしなかったり。とりあえず、いろんなことが通常運転に近くなってきていて、私もやっとレストランでご飯食べたりとか!!美容院行ったりとか!!ジム行ったりとか!!服買いにショッピングセンター行ったりとか!!アメリカでは当たり前にできそうなことが、幸せに感じるって、幸せなのか不幸なのかよくわからないけれど、できないことができて幸せですね!!!!!本当に幸せって、なんか、比較というか、主観的というか、絶対的なものがないですよね。というのも、まだまだ孤独な生活なので、幸せと思う日は少なく、落ち込みまくる日々が7割って感じです。今さっき、教授と話したのですが、これからの博士課程においてやらねばならないこと・・・すごい難しそうだし、やったことないしで、普通に凹みました。他の人は研究助手の仕事を広げてそれを博士論文にとか、フェローシップでやってるプロジェクトにちょい足しして博士論文とか、もともとあるデータを使って分析して博士論文にするとか、できるんですが、、、私の分野って、前例がないし、やってる人もいないので、私の場合は全部自分で考え
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学会発表貧乏という負のスパイラル

研究仲間からよく「一緒に学会発表しましょう!」と誘われます。嬉しいようで少し複雑な気持ちになります。学会発表は学会員のための研究発表の場なので学会員以外は参加料がものゴッツ高くなります。まずは入学会で5,000円、年会費が8,000円、学会員参加料が10,000円みたいな。しかも受講生が入っている学会はバラバラのため受講生と一緒に学会発表しようとなると年間何個の学会に入らないといけないのか((((;゚Д゚)))))))というわけで受講生の積極的な研究活動を陰ながら支援することを徹底しているわけです。
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大学院博士後期課程の受験を志す方へ

この時期になると、大学院博士後期課程の受験を志す方からご連絡をいただくことが増えてきます。そこでよくいただく質問として、いつ志望先の教員へアポイントメントを取ればよいか、というものがあります。これについては、「できるだけ早く」とお答えするしかないものです。できれば1年前位から連絡をして、指導をお願いしたいことをお伝えすると共に、修士課程(博士前期課程)での研究方針等についても指導をいただいておくと、入学後にスムーズに研究を始められることが多いものです。その他大学院博士後期課程の受験を考えておられる方で、質問がある方はダイレクトメッセージをお待ちしております。
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