「夢味ポテチと、朝の小さな冒険」
先日、ちょっとした出来事がありました。知人がは塩分が必要だから」と、ポテトチップスを2袋買ってきてくれたんです。一つは定番の「塩味」、もう一つは「夢味」だと言われました。夢味?私は一瞬、頭の中がぽわんと白くなりました。夢味って、どんな味なんでしょう。あまくてふわふわしているのか、どこか懐かしいのか、それとも名前の通り夢のようにいろんな味が混ざり合っているのか…。想像するだけで、なんだか胸が高鳴ります。「どっちがいい?」と聞かれて、迷わず答えました。「夢味がいい」未知のものに手を伸ばすときって、少し勇気がいりますよね。でも、それ以上に「どんな味か確かめたい」という気持ちが勝ちました。封を開ける前の袋をしげしげと眺めながら、「ゆめ味って書いてあるのかな?それとも期間限定のスペシャルな味なのかも」なんて、勝手に期待を膨らませていました。そして袋を裏返した瞬間、答えが分かりました。梅味。なるほど…。「夢」じゃなくて「梅」だったんですね。一気に謎が解けて、今度はおかしさが込み上げてきました。相手の滑舌の問題か、私の聞き取り力が足りなかったのか…。でも、どちらでもいいんです。なんだか朝からほっこり笑えて、ちょっと得をしたような気分でした。改めて、袋を抱えたまま考えました。「でも、ゆめ味っていい言葉だなぁ」たとえば、本当に「夢味ポテチ」があったら、どんな味がするのでしょう。子どものころに駄菓子屋さんで買った思い出のコーンポタージュ味かもしれないし、お祭りで食べたりんご飴の甘さかもしれません。それとも、夜更かしして友達と食べた深夜のお菓子の、ちょっと背徳感混じりの美味しさかも。夢味は、きっと一
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