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スタミナ抜群のスポーツ選手の秘密

サッカーなどの長時間体を酷使し続けるスポーツの選手の中に、後半になっても運動量が衰えなくて、周囲から「スタミナがある」と評価される人がいます。日本人なら、長友選手や本田選手などは、最後まで力が発揮できるタイプの選手です。この人たちは、そうでない人と比較して何が違うのでしょうか?もともとの素質の違いや彼らは特別なトレーニングをしているのでしょうか?私はそのような大きな違いはあまりないと思います。彼らは、長時間走り続けても、エネルギーをロスしにくい効率的な走り方を身に付けているところが大きいと思います。合理的で無駄のない走り方です。筋力に頼らずに、重力をうまく使って、頑張っている感じを出さずに、軽快に走る技術を身に付けているのです。この技術を身に付けていると、本人達からみれば、普通に軽快にうごいているだけなのですが、周囲からすれば、すごく運動量が多くて、よく働いているように見えます。スタミナというと、練習量がどうとか、最大酸素摂取量がどうという話になりやすいですが、私は動作の技術の要素が大きいと思います。
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【高校物理】エネルギー・仕事、運動量の応用問題

なめらかな床上に、質量Mの車が置かれている。車の天井から長さrの軽い糸で、質量mの小球をつるす。糸が鉛直方向と角度θ0をなす状態で小球と車を静止させる。その状態から小球を静かに放すと、小球と車が運動を始めた。小球が運動の最下点に達したときの小球の速さvと車の速さVを求めよ。運動は、図の紙面に平行な方向にのみ行われる。重力加速度をgとする。 <解説> 内力を及ぼし合いながら運動する2物体のパターンです。 まず、運動の過程ではたらく力をすべて図にします。 はたらく力は、重力mg、Mg。車と小球にはたらく張力(大きさT)。垂直抗力N。 本当は糸にはたらく力も考えなくてはいけないところですが、糸は軽い(=質量が無視できる)、とあるので、糸は無視して、車と小球が内力Tを及ぼし合いながら運動していると考えます。 エネルギー・仕事から始めましょう。 力が仕事をするかしないか判断します。 小球の高さが変化しているのでmgは仕事をします。車は高さが変化しないのでMg、Nは仕事をしません。 車から見ると小球の運動は円運動です。車から見ると小球の速度は糸と垂直ということです。ということは、床から見ると、小球の速度と糸の向き、すなわち張力の向きは、垂直ではありません。したがって、張力は小球に対して仕事をしています。車は床上を水平に運動するので張力から仕事をされるのはあきらかです。 これで、仕事をする力は、重力mg、張力Tのペアだと分かりました。 重力mgする仕事は簡単です。張力Tのペアがする仕事は次のように考えます。  運動の方向が一定ではないので瞬間の仕事率を考えましょう。
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【高校物理】運動量保存の法則の使い方 あなたは「外力が全て1方向を向いているか」調べてますか?

運動量保存の法則が成立する条件を知ってますか?運動の過程ではたらく力が内力だけつまり外力がはたらいていたら、運動量は保存しません。ところが…なめらかな床の上の、なめらかな斜面をもつ台の上をすべる小物体の運動この運動において運動量保存が成立するか調べるために、はたらく力が内力だけか調べてみましょう。はたらく力を図示します力を内力と外力に区別します内力:2つのn外力:mg、Mg、N外力がはたらいているのだから運動量保存は成立しないはずですが…この運動で、次の運動量保存が成立します外力がはたらいていても運動量保存が成立する。なぜか?それは、外力がすべて一方向を向いていれば、それに垂直な方向の運動量が保存するからです。この問題、外力がすべて鉛直方向なので水平方向の運動量が保存します。だからvにxがついているのです。運動量保存の法則を用いる手順をまとめると①はたらく力をすべて図示する②その力を内力と外力に区別する③外力がすべて一方向を向いていないか調べる④向いていれば、それに垂直な方向の運動量が保存する運動量保存を使うときは、外力がすべて一方向を向いていないか調べよう❗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・独学で大学受験を目指しているが、どうしても誰かに質問したいことがあって困っている・学校、予備校・塾で分からないことがあるが、質問しづらい雰囲気こういう方いませんか。そんな方には【チャットサポート授業】チャットのサンプルはこちら生徒にはとても分かりやすいと好評です。独学で一人悩みを抱え込まないように予備校通いをムダにしないために【チャットサポート授業】をお考えください。ぜ
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【高校物理】エネルギー保存・運動量保存は使える条件を分かった上で使おう

<問題> 滑らかな床の上にバネ定数kのバネが置かれている。自然長の状態で両端に質量mの小球をつないで置く。一方の小球に、質量mの別の小球を速さv0で弾性衝突させて、速度v0を与えると、2つの小球は運動を始めた。2つの小球が最も接近したときのバネの縮みxを求めよ。ただし、バネは曲がらず置かれており、運動はすべてバネの方向に沿って行われる。 <解説> この問題、力学的エネルギー保存の法則と運動量保存の法則を使うのですが、使うのなら、使える条件を満たしてないといけません。当然、条件を満たしていることを確認するのが当たり前。ところが、条件など確認せず、ただなんとなく使っている人が多いです。今回は、そこを確認します。 まず、最も接近している状態とはどのような状態か?床からではなく、一方の小球から運動を観測してみましょう。もう一方の小球がだんだん接近してきて、最も接近したところで一瞬止まり、今度はだんだん離れていく。一方から見て他方が止まって見える、ということは両者の速度が同じだと言うことです。つまり、最も接近したとき両者の速度は同じです。その速度をvと置きましょう。 ここからが本題。運動の過程ではたらく力をすべて挙げます。重力、垂直抗力、弾性力ですね。 エネルギーから力学的エネルギー保存の法則が成立する条件は、運動の過程で仕事をする力が保存力だけである、ということです。 重力は仕事をしていない、垂直抗力は仕事をしていない、弾性力は仕事をしている。 弾性力は保存力。したがって力学的エネルギー保存の法則が成立している。 次は運動量運動量保存の法則が成立する条件は、運動の過程ではたら
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