彼氏は冷たくなったけど、うちの猫はいつも尻尾が熱い
あの人、最近冷たくなった。言葉も、態度も、なんか塩対応。──でも、そんな私の心をじんわり温めてくれるのは、布団に入ってきて、私の足元に落ち着く、あの“熱いしっぽ”。そう、うちの猫の話です。恋のぬくもりは、温度じゃないって思ってた最初は思ってたんです。「温度なんて関係ない。心が通っていればそれでいい」って。でもね、冬の夜。背中を向けられて寝られると、その“冷え”が、心まで直撃してくる。人って、温度にも裏切られるんだなぁって。なんて、センチメンタルになっていた私に──ぽすんっ。あったかい重みと、ふにゃっとした毛の感触が届きました。尻尾がホッカイロ並みなんですけど?うちの猫、体温高めなんです。なかでも尻尾がすごい。あれ?私、足先だけ夏か?ってくらい熱い。下手したら低温やけどしそうなくらい(笑)でもそれが、妙にうれしくて。人肌のぬくもりじゃなくても、愛情はちゃんと伝わってくるんですよね。言葉じゃなくて、体温でくれる優しさ。ツンデレだけど、ほんとはツン80デレ20くらいのやつ。そういうのが、今の私にはちょうどいい。恋人に冷たくされると、自分を責めがちになるけど「私が悪いのかな?」「何かしちゃったかな?」「好きじゃなくなったのかな……」そんな風に、恋愛ってどうしても“自己否定スイッチ”が入りやすい。でも、猫は違う。何もしてなくても、すっとそばに来る。尻尾だけじゃない。背中くっつけてくるし、たまに顔を見て「にゃあ」。その一声が、「今日も生きててえらいね」って言われてる気がするんです。愛って、こういうことかも。「一緒にいて落ち着く」とか、「無言でも気まずくない」とか、「そばにいるだけで救われる
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