必要なときに必要な人は現れる
前回の続きとにかく、今この状況を何とかしないといけません。ですが、23歳の私は何が何だか、どうしたら良いか見当もつきません。幸運なことに当時の私は結婚を前提にお付き合いをしていた当時の彼とアパートを借りて母・父・兄とは別に暮らしていたので、暴れ狂う母と一旦距離を置くことができました。とりあえず、父が母をなだめ、私は兄に彼と暮らす自宅まで送ってもらう事となりました。「これから、どうしよう。兄ちゃん」兄に弱音を吐くと、兄は困った顔をして「どうも、こうも、お前が考えて決めるしかないよ。金額が金額だし、俺がどうこうは言えない」当時は突き放された、ひどい、と思いましたが、今は弱っている私を丸めこみ、遺産をうまく引き出す事を考えない兄は本当に人格者だな、と思います。笑。「じゃあ、彼に相談してみる」「それは絶対にやめろ」「え、なんで」「大金は人を変える。しかもまだ入籍前だろ。絶対に話すな」「じゃあ、どうしたらいいの、あ、そう今日の弁護士さんに相談したらいいかな?」「いや、俺さっきチラっと聞いたんだけどあくまで自分は中立の立場で、相続人や遺贈者誰かひとりにつく事はできないって」「えーじゃあどうすればいいのー」そんなこんなに家につきました。彼は出かけていて、家に誰もいませんでした。ああ、どうしよう・・・。ため息をつきながら、テーブルの上にバサッと置かれたDMやタウン誌、市報を何気なく見ました。〇〇士による無料相談相談内容:相続、遺言、・・・私はそれが記載されている市報にかぶりつきました。これだ・・・・!次回に続くではでは、またまた。※何士の先生かは、師匠は現役で今もこの士業の先生をしておりますの
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