ゲームを通じてお金を稼ぐ人が急増しています。とくに2022年3月から日本で注目を集めているのが、スマートフォンのアプリを開いて「歩く」だけでお金が稼げるブロックチェーンゲーム「STEPN(ステップン)」です。
STPENとは
STEPNは、「Move to Earn(移動や運用をして稼ぐ)」をコンセプトに、パブリックブロックチェーン「Solana」をベースに開発されたスマートフォン向けアプリです。
アプリに登録し、初期投資として暗号資産でスニーカーNFT(ゲーム内資産に相当)を購入した後、ユーザーは歩いたり走ったりすることでゲーム内通貨である「GST」というトークンを獲得することができます。
どの程度獲得できるかは、ユーザーの継続力、スニーカーNFTの種類、レベル、属性値、保有数によって異なります。2021年12月のベータ版発売以来、オーストラリアや日本など、世界の多くのアプリマーケットで上位にランクインしています。
STEPNは、ブロックチェーン上で開発されたスマートフォンゲームで、まずNFT(交換不可能なトークン)として発行されるスニーカーアイテムを購入します。
スニーカーを購入すると、ウォーキングやジョギングの歩数に応じて、固有の暗号資産トークンを受け取ることができるのです。トークンが蓄積される歩行速度は、スニーカーの種類によって異なります。また、スニーカーは、蓄積されたトークンを使ってレベルアップすることが可能です。
レベルアップしたスニーカーなどは、他のユーザーに販売できます。STEPNの運営会社は、こうした取引による手数料として、2022年1月から3月までに約19万8000SOL(約24億5000万円、4月25日現在)を得たと発表しています。
STEPNに未来があると信じている人たちは、今も多額の投資をしています。彼らは、このプロジェクトとその将来性に着目しているのです。
STEPNは今後どうなる?
STEPNは、二酸化炭素(CO2)の排出を相殺する「カーボンオフセット」の導入を決めたり、スニーカーのレンタル機能を導入して利用者の参入条件を下げたりすることも検討しています。
とはいえ、ユーザーの大半は、STEPNが発展期の後半に入り、収益効率が徐々に低下する可能性を懸念し、様子見をしているのが現状です。後から参入した場合、高値で取得したスニーカーNFTが値下がりして原資を回収できなくなったり、いずれ暴落したりと、何らかの詐欺に遭うことを恐れているのです。
STEPNのようなサービスが今後も出てくるのか、さらにNFTゲームの裾野が広がってくるのかに注目しています。