まったりシステム開発 ~仕様の決定~

記事
IT・テクノロジー
こんにちは!

不定期コラムまったりシステム開発 仕様決定編です!
前回はどんな開発をおこなっているかを簡単に説明しましたが、
今回は開発前のやりとりを中心に解説していきます。

要求事項の整理

まず、お客様から〇〇システムを開発してほしいという依頼がきます。
WEBのデータを収集するソフトの依頼の場合
・データを収集するWEBサイトのURL
・どのようなデータを収集するのか
・収集したデータをソフトに保存するのか
・表示形式の選択(一覧表示・1部表示など)
・公開範囲(個人利用・商用利用など)

上記のような細かい仕様や利用目的をつめていきます。
案件によっては暗号化なども必要ですのでこの段階で
どのデータを暗号化するか決めていきます。

ある程度イメージができましたら、
場合によってはサンプルを作らせていただきます。
このサンプルは開発段階のものですので、
正式版とは大きく異なる可能性があることをご理解お願いいたします。

仕様の決定に必要な情報

仕様の決定に必要な情報は下記のとおりです。
下記の項目の記述が多ければ多いほど決定がスムーズになります。
不明やない場合などは無理に考えなくても大丈夫です。
また、大規模になるほど仕様の決定にお時間をいただきます。
【開発概要情報】
・規模(個人利用・社内利用・グループ利用・不特定多数利用など)
・プラットフォーム(Windows WEB Unity Xamarin Linux Androidなど)
・開発言語(指定がある場合 ない場合はこちらで選定)
・開発予算(見積もり時に調整しやすくなります)
・納期(はやめ・6月末までに・2週間後までに・特になしなど)
※納期については短い場合お受けできないことがあります。
余裕をもってご依頼ください。
・ソース開示の有無(基本的にはソース開示は難しいですが、希望される場合はご申告お願いいたします。)

【開発仕様】
・UIのイメージ図や参考資料
※デザイナーではないので凝ったデザインは難しいです。
・読み込むデータのサンプル資料(ある場合はご提示お願いいたします。)
・取り扱うデータや項目(データ数・項目数で見積もりに影響が出ます。)
・暗号化するべきデータ(個人情報・機密情報は暗号化します。)
・暗号化方式(基本的に共通鍵・場合により公開鍵を使用)
・処理速度
・見積もり最大データ量

上記のような情報を決定してから見積もりに入らせていただきます。
また、開発途中で追加仕様が発生した場合は、原則として、
追加仕様は別途金額・納期の見積もりとさせていただきます。

追加仕様は追加料金・納期の延期が発生するものという認識でお願いいたします。
(場合によっては発生しない可能性もあり)

まとめ

正式な見積もりまで数回やりとりをさせていただきますが、
そこでふれられていないものについては追加仕様となります。
追加料金等については十分ご注意ください。

また、納期を速めてほしい場合についても追加料金が
発生するという認識でお願いいたします。

次回見積もり編にはいります。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す