この記事では、宿曜 / インド占星術の「運勢サイクル」を5つのステップで説明していきます。
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1.年の運勢は「28年周期」
干支(えと)では運勢を「12年周期」と考えます。
「干支=動物のシンボルが12種類」あるから「12年周期」なんです。
これと同様に、宿曜 / インド占星術では運勢を「28年周期」と考えます。
「宿が27個」あるから「27年周期」といいたいところなんですが、宿曜にはもともと「28宿」という考え方と、「27宿」という考え方の2種類があり、年の運勢については、前者を採用します。
2.各年に「宿」が割り振られている
各年には「干支」が割り振られていて、それが順繰りに巡っていきます。
2021年は「丑(うし)年」、2022年は「寅(とら)年」ですね。
同じように、宿曜 / インド占星術でも、各年に「宿」が割り振られていて、それが順繰りに巡っていきます。
「宿」の巡り順は下図の通りで、反時計回り(左回り)です。
「斗宿」と「女宿」のあいだに「牛宿」がはいって28宿となるのですが、牛宿を占法で使用すると災いが生じるという言い伝えが古来からあるため、牛宿の変わりに斗宿が2年連続するということになっています。
これで、28年のサイクルができているわけです。
宿曜盤(作者:kamatte2010 さん)
Wikipedia ファイル:Nakshatra lunarmansion kuukai japanese.gif
CC0 1.0 Universal (CC0 1.0) パブリックドメイン
2009年から2038年を具体的に見てみましょう。
2009年:斗宿(としゅく)
2010年:斗宿(としゅく)※本来は牛宿(ぎゅうしゅく)
2011年:女宿(じょしゅく)
2012年:虚宿(きょしゅく)
2013年:危宿(きしゅく)
2014年:室宿(しつしゅく)
2015年:壁宿(へきしゅく)
2016年:奎宿(けいしゅく)
2017年:婁宿(ろうしゅく)
2018年:胃宿(いしゅく)
2019年:昴宿(ぼうしゅく)
2020年:畢宿(ひっしゅく)
2021年:觜宿(ししゅく)
2022年:参宿(しんしゅく)
2023年:井宿(せいしゅく)
2024年:鬼宿(きしゅく)
2025年:柳宿(りゅうしゅく)
2026年:星宿(せいしゅく)
2027年:張宿(ちょうしゅく)
2028年:翼宿(よくしゅく)
2029年:軫宿(しんしゅく)
2030年:角宿(かくしゅく)
2031年:亢宿(こうしゅく)
2032年:氐宿(ていしゅく)
2033年:房宿(ぼうしゅく)
2034年:心宿(しんしゅく)
2035年:尾宿(びしゅく)
2036年:箕宿(きしゅく)
2037年:斗宿(としゅく)
2038年:斗宿(としゅく)※本来は牛宿(ぎゅうしゅく)
3.各宿の運勢は、その年の宿との「相性」で観る
そして、例えば、
2021年(觜宿)における昴宿(ぼうしゅく)の運勢は、「觜宿から見た昴宿の相性」が「友」の関係※ なので、「友」の年と鑑定します。
同じように、
2023年(井宿)における鬼宿(きしゅく)の運勢は、「井宿から見た鬼宿の相性」が「栄」の関係※ なので、「栄」の年と鑑定します。
※宿同士の「相性・関係」は、年に関わらず決まっています。
例えば、
「觜宿から見た昴宿の相性」はつねに「友」
「井宿から見た鬼宿の相性」はつねに「栄」
です。
人と人の相性を鑑定する場合も、上のように観ていきます。
4.相性・関係のパターンは「11種」
相性・関係のパターンには「11種」あります。
命・胎・業・親・友・壊・成・危・安・衰・栄 の11です。
これら11個のうち「親・友・壊・成・危・安・衰・栄」の8個は、この通りの順番で「9年に1回」現れます。
「命・胎・業」の3個は、この順番にそれぞれ「28年に1回」現れます。
27年サイクルの順番は、下の通りになります。
命→【親→友→壊→成→危→安→衰→栄】→
胎→【親→友→壊→成→危→安→衰→栄】→
業→【親→友→壊→成→危→安→衰→栄】
終わりまで来ると、また振り出しに戻る、というわけです。
5.相性・関係のパターン「11種」の意味
最後に、11種すべての意味について、かんたんに紹介します。
ここでは、「命の関係」であれば「命の年の運勢」として説明していきます。
「命」の年:生まれ直す年。人生設計を見直すべき年です。
「胎」の年:未来を見る年。夢やビジョンを描くべき年です。
「業」の年:過去に学ぶ年。経験を振り返り、次の手を打ちます。
「親」の年:交友関係の発展が期待できる年です。
「友」の年:コミュニケーション運が最高で、対人・恋愛運の上昇年。
「壊」の年:災いを招きやすい年です。新境地を切り拓く準備を。
「成」の年:何かを始めることの努力が成就する年です。
「危」の年:調子に乗りすぎたり慢心したりすると危険な年です。
「安」の年:開運に向けて安心な基盤づくりをすべき年です。
「衰」の年:不満や葛藤に悩み、停滞する年。上手にやり過ごすべき。
「栄」の年:勢いがあるので、人生の岐路となる決断をすべき年。
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