「望んでいた出来事が起こらない!」から叶っていない?
昨日の夕食は、家でありあわせのもので済ませることになりました。
外食の予定だったのですが、いろいろあって、家で食べることになったんですね。
一昨日に「明日は〇〇で✕✕を食べる!」と楽しみにしていたので、外食中止になった時にはちょっと残念でした。
ですが、
「なに、きっとまた嬉しいことが起こるさ」
と思っていたところ、いろいろと美味しい食材が家にあったことがわかって、かえって美味しい料理を食べることができました。
こんなに豪華ではありませんが。
このように、望んでいた結果にこだわらないようにすれば、もっと良い結果がやって来てくれるんですよね。
と、こう書くと
「でも、やっぱり望んだとおりのことが起こって欲しい。
望み通りに現実が展開しないと願いが叶ったことにはならないわ」
と思われるかもしれません。
ですが、願いを叶えたい、それも、望んだ以上に素晴らしく叶えたいのであれば、受け入れておくべき認識があるんです。
それは、
自分が望む現象化が最高とは限らない
という認識です。
この認識を受けいれれば、あなたも、いつも望んだ以上に素晴らしい形で願いを叶えられるようになるでしょう。
さて、それではいったい、どんな認識を受け入れれば、あなたも望んだ以上に素晴らしく願いを叶えられるようになれるのでしょうか?
望んだ以上の結果を得るための認識って?
実際のところ「自分が望む現象化が最高とは限らない」と認識を改めれば、望んでいた以上の結果を受け取れるようになれます。
認識をこのように改めてからは、僕も望む以上に素晴らしい結果を得られるようになれました。
正直に言うと、昔は僕も、自分なりの「最高の形」で叶うことを追い求めていたんですね。
ですが、それを追い求めれば追い求めるほど、願いは叶わず、苦しみを味わうことになっていったんです。
そして、ある時、
「もう、どんな形だってかまわない。叶うんならなんだって良いや」
とやけくそになったんです。
そして、自分の望む結果を追い求めるのはやめたんです。
ところが、そうしたところ、それからすぐ、お金が増えていったり新しい仕事が決まったりと、望んでいた以上の形で願いが叶っていったんですね。
あなたは実は「最高」を知らない?!
ではなぜ、「自分が望む現象化が最高とは限らない」というように認識を改めると、望んだ以上の結果が得られるようになるのでしょうか?
その理由は、
そのような認識でいることで
本当の「最高の形」が現われてくるから
です。
実は、僕たちは自分にとっての「本当の最高の形」がどのようなものかがわからないことが多いんですよね。
というのも、自分で「これが最高だ」と思っているものは、実際のところ、あなたの過去の経験や思い込みなどで作られたものでしかないからです。
ですので、僕たち自身が思いもよらない「素晴らしい結果」が他にもあるかもしれないんです。
というよりも、自分が「最高だ」と思う以上に「素晴らしい形」はいくらでもあるんですね。
ですので、僕たちは自分が「これが最高!」というものに囚われない方が良いのです。
逆に、ある結果を自分が
「これが最高の形だ、これ以外認めない!」
と思っていれば、他のもっと素晴らしいものが現われても、それに気づかなかったり受け取り拒否をしてしまったりするんですね。
しかも、この場合、あなたが最高だと思うものが現われてこないので、
「この願いはなかなか叶っていかない」
と思ってしまうことになるんです。
その結果、せっかく願いが叶い、その願いが最高の形で現れようとしているのに、願いが叶うのを自分から妨げてしまう、ということを起こしてしまうんですね。
願いは叶っているんだから「現象化」は気にしないこと。
というわけで、願いを叶えたいのなら、
自分が望む現象化が最高とは限らない、
望んだとおりの現象化が起こるとは限らない
ということをきちんと認識しておくことです。
そうしておけば、望んだ以上に素晴らしい「現象化」をあなたも得られるようになるでしょう。
これからは、
「願いは既に叶っている。
自分では思いもよらない素晴らしい結果が
あらわれるんだ」
と思って、現実を気楽に見守るようにしていきましょう。
そうすれば、やがては望んだ以上に素晴らしい出来事がどんどん起こっていくようになりますから。
【米田秀穂公式ブログ2021年12月20日記事より転載】