不安や焦り、恐れが湧い湧いて仕方ないのなら。
「安心して毎日を過ごすようにしてください」
というアドバイスをさせていただくことがあります。
この世界は「そう思えばそうなる」世界。
安心していれば安心できる出来事が起こってくるようになって、幸せに過ごせるようになるからです。
ただ、このようなアドバイスをさせていただくと
「でも、やっぱり不安になったり焦ったりするんですよね。
先生は不安なんてもう感じないんですか?」
と言われることが多いですね。
実際のところ、僕自身、今も不安や焦り、恐れが湧いてい来る時があります。
でも、ある「理屈」を採用しているので、そうそう不安や焦り、恐れを長く感じることはありません。
その理屈を採用すれば、あなただって不安や焦りに囚われなくなり、安心して過ごせるようになるでしょう。
そして、その結果、望みをどんどん実現させられるようになっていくでしょう。
「完璧認定」が不安脱出のポイント。
では、どのような理屈を採用すれば、不安や焦り、恐れに囚われなくなるのでしょうか?
その理屈とは「完璧認定」です。
「完璧認定」を採用していれば、不安や焦り、恐れを感じても、すぐにそんな感情から抜け出すことができるんですね。
僕の先生も
「今でもふと不安になることってありますよ。
でも、自分は完璧だと認識しているから
すぐにそんな感情は消えていきますよ」
とおっしゃっていました。
実際、先生方だけでなく、先輩たち、また、僕の仲間や僕自身も「完璧認定」を採用しているので、不安や焦り、恐れを感じても、すぐにそれらの感情は消えていきます。
そして、安心して過ごせるようになるんですね。
すべてが「完璧」ならネガティブも「完璧」。
ではなぜ、「完璧認定」を採用すると、不安や焦り、恐れなどのネガティブな感情を保てなくなるのでしょうか?
それは、「ネガティブな思考や感情が湧いてくること」までもが「完璧」であると見なせるからです。
「自分は完璧である」を採用すれば、この世界は「完璧」ということになります。
なぜなら、「自分=世界」だからです。
また、「世界が完璧」であるのなら、その世界で起こることもすべて「完璧」だということになります。
そうであるならば、不安が湧くことも、焦りが生じることも、恐怖を感じることも「完璧な出来事」であることになります。
このように、ネガティブな思考や感情が湧くことも「完璧な流れ・出来事の一環」であると受け入れられたなら、そのような出来事にいつまでも囚われなくなっていくんですよね。
反対に、この理屈でいけば、不安や焦り、恐れなどのネガティブな思考や感情も「完璧な出来事・流れの一環」ですので、起こらないと困る、ということになります。
そう思えれば、ネガティブな思考や感情が湧いても、今までとは逆に、安心していられるようになる、というわけです。
「私は完璧だ」という認識を自分に染み込ませていこう。
さて、今まで書いてきたことから、
「完璧認定」を採用すれば、
不安や焦り、恐れに囚われなくなることを
ご理解いただけたでしょうか?
実際に、このことを理解していただければ、あなたも不安や焦りに襲われても安心して過ごせるようになるでしょう。
そして、その結果、望みをどんどん実現させられるようになっていくでしょう。
というわけで、これからは不安や焦り、恐れを感じたら、
「ああ『完璧な世界』で湧いてくる感情なんだから
気にすることはないさ」
と受け流すようにしてみてください。
そうしていれば、不安や焦り、恐れからどんどん解放されていきますから。