ボリュームゾーンの子たちには、よく『四科のまとめ』をやらせます。
量的にも少なすぎず多すぎず、他にこれといった市販の問題集もないので、四科のまとめを使っています。
同じ問題集を何周もさせていると、当然答えを覚え出します。この時に『どのように問題を解いているか?』で、塾に通っているだけで成績が上がるかどうかはわかります。
『何で同じ問題ばかりやらせるの?』
『こんな基本的なことばかりやっていて、ちゃんと間に合うのかしら?』
と思われる子やご家庭は、おそらく塾に行っているだけでは、成績が上がらなくなります。
同じ問題だとわかっているからという理由で図や表を書かなくなり、式だけ書いて正解して『俺、天才‼️』と思っています。
式が思い付き答えが出るからという理由で、理屈を考えなくなります。
逆に、
『原理原則をしっかりと理解して、さらに記憶して使いまわせるようになるまで、反復させようとしているんだな。』
『塾でやったこの問題を間違えたのは、四科のまとめのあの問題の理解が甘かったからだな。』
というように考えてくれる子やご家庭は、塾に行っているだけでも伸びます。授業を理解して自分の血肉にしていると思います。
この子たちは答えが出る問題でも、理屈を考えながら手間を惜しまずに何度でも図を書きます。何度でも表を使って整理します。グズグス文句を言わず、当たり前のように淡々とやります。
そのため、段々と『自分の型』が出来上がってきます。こうなると未知の問題にも対応できるようになります。
ここまでやることが、『基本を身につける』ことなんです。ここまでやるから『基本が大事』なんです。
ただ基本問題を解いて式を丸暗記することは、基本が身についたとは言えないんです。このようなことになっていないか、しっかりと見守ってあげてくださいね。