対象バージョン:v2.1.71
概要
/loop コマンドにより、プロンプトまたはスラッシュコマンドをセッション内で定期的に繰り返し実行できるようになりました。合わせて cron スケジューリングツールが追加されており、`/loop` の内部実行基盤として機能します。
/loop 5m check the deploy
上記の例では、5分間隔でデプロイ状態の確認タスクが継続的に発火します。
仕様
最大継続時間:3日間(72時間)
最小間隔:1分
セッション終了時の挙動:登録済みタスクは全て破棄される
発火条件:Claude Code が実行中かつアイドル状態のとき
タスクの永続化は行われません。セッションに紐づいた一時的なスケジューラーとして位置づけられます。
主な使用場面
デプロイ後の状態監視
/loop 5m check the deploy status and notify me if anything fails
デプロイ直後の一定時間、異常検知を自動化する用途に適しています。
CI/CD テスト結果の定期確認
/loop 10m run tests and summarize any new failures
長時間実行されるテストスイートの結果を定期的に取得し、並行作業中の状態把握に活用できます。
ローカル開発サーバーの死活監視
/loop 2m check if the local server is responding on port 3000
開発中のプロセス停止を早期に検出するための監視用途として有効です。
外部サービスの変化検知
/loop 30m check if the PR has been reviewed and summarize comments
GitHub PR のレビュー待ちなど、外部の状態変化をポーリングする場面に対応できます。
セッション終了時にタスクが消える設計について
永続化されない仕様は、意図しないバックグラウンド実行が残存するリスクを排除する設計上の判断です。定期実行の有効期間を作業セッションと明示的に一致させることで、タスク管理の複雑化を防ぐ意図があると考えられます。
継続的なバッチ処理や本番環境の監視には外部の cron や監視ツールを使用するべきであり、/loop はあくまでセッション中の補助的な自動化を担う機能です。
背景
類似機能を持つ外部ツール「OpenClaw」がコミュニティで注目を集めていた状況があります。Claude Code 本体での同機能の実装により、外部ツールへの依存なしに定期実行を完結させることが可能になりました。