甲子園が沖縄を一つにする日 〜移住10年目の私がカチャーシーを踊る理由〜

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コラム
ハイサイ!

北海道から沖縄へ移住して、早10年が経ちました。
沖縄の太陽と海、そしてゆったりとした時間に
すっかり魅了されている私ですが、
移住当初は驚きの連続。
中でも、この時期になると思い出す、
忘れられない光景がありました。

それは移住1年目の、ある夏の日の昼下がり。
離島からフェリーで本島へ出て
ショッピングモールを歩いていると、
大勢の人がテレビ画面に群がっているのを目撃しました。

手に汗握る表情で画面を見つめ、
時折大きな拍手や
「よっしゃー!」
という声援が響き渡っていました。

「一体何事?」と驚いた私が近づいてみると、
なんとそれは高校野球中継でした。

そして、この光景は
ショッピングモールだけではありませんでした。

職場でも、沖縄代表の高校が甲子園に出場する日には、
ラジオ中継を流しながら仕事をすることが
当たり前のように許されており、
とても驚いたことを記憶しています。

上司も同僚も、固唾をのんでラジオに耳を傾け、
プレー一つひとつに一喜一憂する。

私にとって高校野球は「夏の風物詩」でしたが、
ここ沖縄では、それはもはや
「全県民参加の社会的行事」なのだ、と
衝撃を受けたのです。

これほどまでの盛り上がりを目の当たりにして、
私は一つの疑問を抱きました。

「どうして沖縄では、こんなに高校野球への
 思い入れが強いのだろう?」

北国出身の私には、その熱狂の源泉が
すぐには理解できず、不思議でなりませんでした。
しかし、沖縄で暮らし、この島の歴史を学ぶうちに、
私なりの答えが見えてきたのです。

これはあくまで私の個人的な考察ですが、
この熱狂の背景には、沖縄が歩んできた“歴史”が
深く関係しているのではないかと感じています。

かつて、悲惨な地上戦の舞台となり、
戦後はアメリカの統治下に置かれた時代。
そして、本土復帰を果たした後も、
様々な困難と向き合ってきた歴史。
(今もなお向き合っている最中ですが…)

そのような苦しさを抱える中で、
甲子園という大舞台で躍動する
郷土の高校球児たちの姿は、
県民の思いを一つにする象徴だったのかもしれません。

「本土に負けたくないという強い意志」
「沖縄の力を認められたいという願い」
「小さな島国としての揺るぎない郷土愛」

そうした言葉にならない想いのすべてが、
白球を追いかける球児たちのひたむきなプレーに託され、
沖縄県民の心を揺さぶるのではないかなと
そのように感じるようになりました。

移住当初は、その熱狂ぶりに驚き、
少し戸惑いさえ感じていた私ですが、
今では状況が一変しました。

ヒットが出れば友人と一緒に歓声をあげ、
得点が入れば自然と
カチャーシーを踊ってしまう始末、、笑
沖縄って本当、最高だなぁ~!と感じます^^

あの日のショッピングモールで感じた驚きは、
いつしか沖縄県民としての誇りやプライド、
そして一体感に変わっていました。
私もこの島の一員として、心から彼らを応援したい。
そう思えるようになっていったのです。

明日はいよいよ準決勝!
私も一沖縄県民として、沖縄尚学を全力で応援します!

沖縄尚学、ちばりよー!(頑張れー!)






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