求められる商品が一気に具体化した話

記事
ビジネス・マーケティング
とある女性向けの商品を作ろうとしている方に相談を頂いたときのお話。

その方は、
・どんな素材でいくらくらいの商品に需要が分からない。
ということで困っているとのことでした。

需要は年齢や販売ルート、時代によって大きく変わります。

大手の会社であれば、当然、どんな年代にどのような需要があるのか?
売れ筋の傾向、消費者の動向の情報を持っています。

それは、調査からデータを得ている場合もありますが、
少なくとも、販売データなどからも様々な傾向が分かるからです。

しかし、これから販売を始めようとする方や、販売数が極めて少ないケースでは、参考になる情報が少なすぎて、需要を捉えることは難しいです。

このケースでは、
普段購入する商品ブランドや素材、価格について調査を実施。
また、予定するデザイン案などを見せて、印象調査を実施することになりました。

調査結果からは、
・具体的な価格帯への需要分布
・普段購入するブランド
・購入する理由、選定理由
などの一般需要に関する詳細なデータが取れました。

これだけでも、依頼主様にとっては相当な価値があったようです。

でも、これだけではありませんでした。
商品デザイン案に対する印象調査で、明らかな評価の偏りあったのです。

依頼主様も予期しなかった、デザインの人気、不人気が明確になったのです。

それぞれの評価理由も頂いたので、
今後の商品を作るための重要なデータになったようでした。


販売前に、需要がこれほど分かる。
調査を実施した方は、大抵の場合、大満足して頂けます。

「大抵の場合?ってどういうこと?」
と思うかもしれません。

というのも、実際問題として、
想定していた需要がそこには全く存在していないケースがあるのです。

こういう場合は、依頼主様は、がっかり肩を落としてしまいがち。

でも、違うんです。

失敗する前に分かった事はとても大きいのです。

やってから失敗するよりもどれだけ負担が少ないか?を考えて頂ければ分かると思います。

(すでに販売中の商品なら、理由も分からず悩む時間が圧倒的に短くなる)

また、少なくとも、そもままでは需要がない。ということ。
だからこそ、その情報を元に、商品を良くすることが必要なのです。
そうすることで、より顧客に刺さるビジネスが出来る可能性があがるのです。

立ち止まるのは、もったいないと、私は感じます。

また誰かの悩みをサクッと解決、一緒に前進出来れば幸いです。

ビジネス、副業、何か悩んでいる事がありましたら、DMにてお気軽にお声がけ下さい。



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