いつもお世話になっております。
昨今、ランサムウェアやサイバー攻撃による被害が増加している状況を踏まえ、当方ではセキュリティ対策の強化と、今後のシステム提供方法について、急遽大幅な見直しを行うことといたしました。
まず、当方の日常業務環境については、従来のWindows中心の運用から、Linuxを中心とした環境へ順次移行してまいります。
これはWindows自体の安全性を否定するものではなく、攻撃対象の分散や不要な機能の削減、システム管理の柔軟性を高めることを目的としたものです。
また、これに伴い、今後の新プログラム納品限らず、納品済みプログラムについても、従来の単独で動作するプログラム形式から、AIデスクトップアプリケーション上で動作する「スキル」形式への移行を急遽進めることといたしましたこと、ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。
前回のブログでは、2027年を目処にとお伝えしていたのですが、連日のサイバー攻撃を鑑みると、今からしなければ、とんでもないことになりうると判断したためです。
具体的には、AntigravityやChatGPTなどのAI環境を活用し、Windows・MacといったOSの違いにできる限り左右されない、新しいシステム提供方式へ切り替えてまいります。
■ 新しいAIスキル方式の主なメリット
① セキュリティの向上
従来の個別プログラム管理から、AI環境を中心とした運用へ移行することで、実行権限やデータアクセスを整理し、より安全性を意識したシステム運用を目指します。
② お客様自身による柔軟なカスタマイズ
これまでのプログラムでは、少しの仕様変更でも開発者による修正が必要でした。
今後はAIに直接要望を伝えることで、対応可能な範囲については、お客様自身で処理内容や運用方法を柔軟に調整できるようになります。
③ メンテナンス費用の大幅な削減
従来は、サイトの仕様変更や細かな処理の調整が発生するたびに、プログラムの修正費用が必要となる場合がありました。
AIスキル方式では、AIによる修正・調整が可能な範囲が広がるため、従来よりもメンテナンス費用を大幅に抑えられることが期待できます。
④ お客様自身によるメンテナンス
簡単な処理変更や設定調整については、AIとの対話を通じてお客様自身で対応できる環境を目指します。
これにより、開発者への依存を減らし、必要なタイミングで素早く改善できるようになります。
■ 今後の月額サポートについて
今後の月額サポートでは、従来の不具合修正を中心とした対応から、AI環境そのものの品質向上と最適化を中心とするサービスへ移行してまいります。
主なサポート内容は以下を予定しております。
- AIデスクトップアプリケーションおよび各種スキルの継続的なブラッシュアップ
- スキル間の整合性確認と動作の最適化
- サブエージェントのAIモデル選定・設定・チューニング
- AIによる処理精度・作業効率の改善
- お客様の業務内容に合わせたAI環境の調整
単にプログラムを修理するのではなく、お客様専用のAI業務環境を継続的に成長・改善させることを目的としています。
■ 今後の移行について
新規のご依頼については、今後、AIスキル方式を優先してご提案いたします。
また、既存のお客様につきましても、現在ご利用中のプログラムを直ちに停止するものではなく、業務内容やご利用環境に応じて順次移行をご案内してまいります。
なお、AIスキルの動作には対応するアプリケーションやAIサービスの利用環境が必要となり、業務内容によっては従来のプログラムとの併用が必要な場合もございます。
今回の方針変更は、単なる納品形式の変更ではありません。
「開発者に修正を依頼しなければ変更できないシステム」から、「お客様自身がAIを活用して改善・成長させられるシステム」への転換を目指すものです。
今後も、安全性・柔軟性・運用コストの3点を重視し、より使いやすく、長期的に活用できるシステム環境をご提供してまいります。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。