ナイトライダーに憧れて、自分専用AI「KITT」を作ってみた

ナイトライダーに憧れて、自分専用AI「KITT」を作ってみた

記事
ビジネス・マーケティング
子どもの頃に見た『ナイトライダー』。

主人公マイケルの相棒として登場する人工知能搭載車「KITT」は、ただ命令に答えるコンピューターではありませんでした。

会話をして、状況を考えて、ときには冗談まで言う。

今思えば、かなり早い時代に描かれた「AIアシスタント」だったのかもしれません。

そして生成AIを日常的に使うようになった今、ふと思いました。

「自分専用のKITTを作れないだろうか?」

そこから作り始めたのが、私のローカルAIアシスタント「KITT」です。

kitt.jpg



KITTという名前は、もちろんナイトライダーから

名前の由来は、そのまま『ナイトライダー』のKITTです。

本家KITTの象徴といえば、車体前方を左右に流れる赤いスキャナー。

そこで自分のKITTにも、あのスキャナーを思わせるデザインを取り入れました。

ただし、色は赤ではなく緑です。

理由は単純で、

「こっちの方が見た目がいい」

と思ったからです(笑)。

黒い背景に緑の文字とライン。

昔のコンピューター端末のようでもあり、SF映画に登場する専用端末のようでもあります。

本家KITTをそのまま再現するのではなく、ナイトライダーへのオマージュを、自分なりのローカルAIとして再解釈しました。

ChatGPTのコピーを作りたかったわけではない

KITTを作り始めた目的は、単にPCの中でLLMを動かすことではありませんでした。

やりたかったのは、

「自分の目的に合わせて動くAIアシスタントを作ること」

です。

そこで独自のUIを作り、Ollama、API、n8nなどを組み合わせています。

画面には使用しているモデルやPersonaなども表示されます。

そしてPCだけではなく、スマートフォンからもKITTへアクセスできるようにしました。

自宅のPCでAIを動かし、外部の端末から自分専用AIを利用する。

こうなってくると、「ローカルLLMを動かす」というより、

自分専用のAI環境を作る

という感覚に近くなってきます。

AIは「質問するもの」だけではない

KITTを作っていて改めて感じたのが、生成AIの面白さは、チャット画面で質問に答えてもらうことだけではないということです。

AIに、

自分の情報を参照させる
特定の作業を担当させる
外部のツールと連携させる
独自の画面から操作する
必要な処理を自動化する

といった仕組みを組み合わせると、用途は大きく広がります。

これは企業向けの大規模なAIシステムだけの話ではありません。

個人事業や小規模なビジネスでも、

「毎回やっているこの作業、AIに手伝わせられないだろうか?」

というところから始められます。

KITTも、まさにその実験の一つです。

最近は「AIを使う」から「AIを組み合わせる」へ

AiLogicではKITT以外にも、いくつかのAI活用を実験しています。

たとえば、文章や動画などの長い情報を整理して必要な知識を取り出す仕組み。

写真から短い動画を生成する仕組み。

動画を作る前に構成を設計する仕組み。

それぞれ別々のものに見えますが、共通している考え方があります。

それは、

AIモデルそのものではなく、「AIをどう使えば目的を実現できるのか」を設計すること。

です。

高性能なAIを導入するだけでは、実際の仕事が便利になるとは限りません。

何をAIに任せるのか。

どんな情報を与えるのか。

どのツールと接続するのか。

そして、人間がどこを確認するのか。

こうした部分を考えることが、AIを実際の仕事で使ううえでは重要だと感じています。

KITTも、まだ実験の途中です

今後はKITTを、単独で何でも行うAIにするというより、

「必要なAIや機能を呼び出す窓口」

のような存在にしていきたいと考えています。

情報を調べたい。

資料を整理したい。

画像や動画を作りたい。

何かを自動化したい。

そうした目的を自然な言葉で伝えると、必要な仕組みにつないでくれる。

昔テレビで見ていたKITTとはもちろん違いますが、少しだけ近い世界になってきました。

AIで「こんなことできない?」から始める

今回のKITTは完全に私自身の趣味から始まったものです。

でも、作っていく過程で、

「AIで何ができるか」ではなく、「自分がやりたいことにAIをどう使うか」

という考え方がますます重要だと感じるようになりました。

AiLogicでは、AIを使った情報整理、Web活用、コンテンツ制作、画像・動画生成などを実際に試しながら、小さなアイデアを使える形にする実験を続けています。

「AIには興味があるけれど、自分の仕事で何に使えるのか分からない」

「こんな作業をAIで効率化できないだろうか」

そんなところから考えてみるのも面白いと思います。

そして私自身はこれからも、

自分専用KITTを少しずつ育てていきます。

赤いスキャナーは、たぶん緑のままですが(笑)。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す