いつものURLを開いても、WordPressのログイン画面が表示されない。
画面が白いまま止まっていたり、「ページが見つかりません」と言われたりする。
更新作業をしたいときに限って、こうなると困りますよね。
ログイン画面が出ないときは、代わりに何が表示されているかで、原因のおおよその見当がつきます。
※ログイン画面までは表示されて、IDとパスワードを入れても入れない場合は、原因が別になります。この記事では「画面そのものが出ない」場合を扱います。
■最初に確かめたい3つのこと
1. 開いているURLは合っているか
ログイン画面は、ふつう「サイトのURL/wp-login.php」か「サイトのURL/wp-admin/」です。
ただ、攻撃を防ぐために、セキュリティのプラグインでログイン画面のURLを変えていることがあります。
この設定があると、標準のURLを開いても見つからない扱いになります。
制作した会社や、以前サイトを管理していた方に、今のURLを聞いてみてください。
2. 別のパソコンやスマホでも同じか
Wi-Fiを切ったスマホなど、いつもと違う機器・通信で開いてみます。
そちらでは表示されるなら、今のブラウザに原因があるか、会社のネットワークからの接続がサーバーに拒否されているのかもしれません。
3. 表示されなくなる前に、何か作業をしたか
プラグインを入れた・更新した、テーマを替えた、サーバーを移した、設定を変えた。
最後に行った作業が、原因を探すいちばんの近道です。
■表示されている画面ごとの、考えられる原因
・真っ白で何も出ない
→ プラグインかテーマのエラー、またはWordPressが使えるメモリが足りない
・「このサイトで重大なエラーが発生しました」
→ プラグインやテーマの不具合。管理者あてに届いているお知らせに、原因の名前が書かれていることがあります
・「ページが見つかりません(404)」
→ URLの違い、ログイン画面のURLの変更
・「403 Forbidden」
→ アクセスの制限(ログインの失敗が続いて締め出されている、海外からのアクセスを止める設定に自分がかかっている、など)
・画面が何度も切り替わる、トップページに戻される
→ サイトのアドレスの設定のずれ。サーバーの引っ越しやSSL化(httpからhttpsへの切り替え)のあとによく起きます
・見覚えのないサイトに飛ばされる
→ 改ざんの可能性があります。触らずに、早めに専門家へ相談してください
・「サービスを利用できません」「メンテナンス中」
→ サーバーの障害やメンテナンス。サーバー会社の障害情報を確かめます
■ご自分で試せること
何か試す前に、まずバックアップを取っておきましょう。
ログインできなくても、サーバーの管理画面からバックアップを取れることが多いです。
・プラグインを一時的に止める
サーバーのファイル管理画面やFTPで、wp-contentの中の「plugins」フォルダの名前を変えると、すべてのプラグインが止まります。
ログイン画面が出たら、フォルダ名を元に戻し、管理画面でプラグインを1つずつ有効にして、原因になっているものを探します。
フォルダの名前を変えるだけなら、プラグインの設定は消えません。
・時間をおく、別の回線から入る
アクセス制限で締め出されている場合は、時間をおくと入れることがあります。
サーバーの管理画面の「アクセス制限」「WAF」などの設定も確かめてみてください。
■これ以上触らないほうがよいとき
原因が分からないまま、ファイルを消したり設定を書き換えたりを続けると、元の状態が分からなくなり、直す側も原因を追えなくなります。
特に、見覚えのないサイトに飛ぶ、知らない管理者が増えている、という場合は、攻撃を受けている可能性があります。
サーバーを引っ越したあとに管理画面に入れなくなり、調べたら攻撃を受けていた、というご相談も実際にありました。
■くり返さないために
・ログイン画面のURLや、サーバーのログイン情報を、社内でまとめて残しておく
・プラグインの更新は1つずつ行い、そのたびに表示を確かめる
・使っていないプラグインは消しておく
■ご自分で直すのが難しいときは
「試してみたけれど戻らない」「ファイルを触るのが不安」という方は、表示されている画面と、直前にしたことだけでもお知らせください。
作業前にバックアップを取り、何が原因で何をしたかを、分かる言葉でご報告します。
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