「できるだけ掃除がラクな家にしたい」
家づくりをしていると、収納や家事動線はしっかり考えていても、「掃除のしやすさ」は意外と後回しになりがちです。
でも実際に住み始めると、
「ここ、掃除機が入りにくい…」
「この窓、どうやって掃除する?」
「お掃除ロボットが通れない」
など、毎日の小さなストレスになることがあります。
掃除のしやすさは、設備だけではなく間取りや設計の段階から考えておくことが大切です。
① 掃除しにくい「すき間」をつくらない
掃除で意外と面倒なのが、家具や設備のまわりにできる中途半端なすき間です。
たとえば、
・家具と壁のわずかなすき間
・洗面台や収納の横
・冷蔵庫まわり
・階段下の使いにくいスペース
など。
掃除機やフロアワイパーが入らない幅になると、ホコリが溜まりやすくなります。
造作収納などを計画する場合も、
「掃除できるだけのすき間を確保する」
または、
「最初からすき間をつくらない」
という考え方が大切です。
② 高い窓や吹抜けは「どう掃除する?」まで考える
吹抜けや高窓は、明るく開放的な空間をつくる方法のひとつです。
ただし、計画するときに忘れたくないのがメンテナンスです。
「この窓の内側はどうやって拭く?」
「照明器具が切れたら交換できる?」
「吹抜け上部のホコリはどうする?」
見た目だけで決めてしまうと、住んでから困ることがあります。
高い位置に窓や照明を設ける場合は、掃除・交換・点検をどうするか考えておく。
ここも設計段階で確認しておきたいポイントです。
③ お掃除ロボットを使うなら間取りから考える
お掃除ロボットを使う予定なら、購入してから考えるのではなく、間取りの段階から置き場所や動きを考えておくと使いやすくなります。
たとえば、
・できるだけ床の段差を減らす
・充電スペースを確保する
・扉を閉めた状態でどう使うか考える
・家具の脚や高さを確認する
・床に物を置かなくて済む収納をつくる
など。
特に充電ステーションは、
「とりあえずリビングの隅」
ではなく、最初から置き場所を決めておくとスッキリします。
収納の下などに専用スペースを設ける方法もあります。
④ 水まわりは「掃除する場所」を減らす
洗面・トイレ・浴室などの水まわりは、家の中でも掃除の頻度が高い場所です。
だからこそ、
「どう掃除するか」だけではなく、「掃除する場所そのものを減らせないか」
という考え方も大切です。
たとえば、
・床に物を置かない収納計画
・掃除しやすい洗面台
・凹凸の少ない仕上げ
・水が飛び散りにくい配置
など。
デザインだけでなく、毎日のお手入れまで考えて選ぶと使いやすくなります。
⑤ 外まわりの掃除も忘れずに
掃除するのは室内だけではありません。
玄関ポーチ、アプローチ、バルコニー、駐車場なども定期的に掃除します。
ここで重要なのが外水栓の位置です。
「ホースが届く?」
「洗車にも使う?」
「玄関まわりを洗える?」
といった使い方まで考えて位置を決めます。
また、バルコニーや外部床では、水がきちんと排水される計画になっているかも重要です。
外まわりも、
「完成したときにきれいか」だけではなく、「どうやってきれいな状態を保つか」
まで考えておきたいところです。
掃除のしやすさは収納とも関係する
掃除がラクな家を考えるとき、実は収納計画も重要です。
掃除機をかけるたびに、
床にある物を移動する
↓
掃除する
↓
元に戻す
となると、それだけで面倒になります。
反対に、使ったものをすぐ戻せる場所に収納があれば、床に物が出にくくなります。
つまり掃除のしやすさは、
「掃除機をかけやすい間取り」+「片付けやすい間取り」
この2つをセットで考えることが大切です。
まとめ
掃除がラクな家を考えるなら、
① 掃除しにくいすき間をつくらない
② 高い窓や吹抜けのメンテナンス方法を考える
③ お掃除ロボットの使い方を間取りから考える
④ 水まわりは掃除する場所を減らす
⑤ 外まわりの掃除まで考える
この5つを確認してみてください。
そしてもうひとつ大切なのが、
「床に物を置かなくて済む収納計画」
です。
毎日のことだからこそ、掃除や片付けのしやすさまで間取りの段階で考えておくと、住んでからの負担を減らしやすくなります。
この間取り、掃除や片付けまで考えられている?
住宅会社から間取りを提案されても、
「お掃除ロボットは使いやすい?」
「収納の場所はこれでいい?」
「この吹抜け、どうやって掃除する?」
など、図面だけでは判断しにくいことがあります。
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間取り図を画面共有しながら、生活動線・収納・家具配置・採光など、実際の暮らしを想定してチェックします。
住宅会社とは別の第三者の視点で、一度間取りを確認したい方におすすめです。