防災は非常袋より間取りから ― 万が一に強い家は毎日も暮らしやすい

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災害が起きたときまず頼るのは何でしょうか。
非常食? ラジオ? 防災リュック?
もちろんどれも大切ですが実はもっと根本的な備えがあります。

それが家そのものを防災に強く設計することです。

備える家は、収納の位置がちがう

例えば非常用の水や食料、懐中電灯、ポータブル電源などをとりあえず押入れに入れてあるというご家庭も多いはず。
でも停電時に真っ暗な部屋を探し回るのはかなり危険です。

そこでおすすめなのが「防災収納」の設計。
・玄関土間収納の一角に防災用品をまとめておく
・キッチンパントリー内に備蓄スペースを確保する
・寝室近くに懐中電灯や避難用スリッパを設置する

こうした場所から考える備えこそが本当の意味での防災設計です。

照明は夜の災害を想定して設ける

地震や台風などの災害は日中とは限りません。
停電時でも最低限の明かりが確保できるよう、設計段階で照明の配置を工夫しておくことができます。
・足元照明(常夜灯)を寝室~トイレに配置
・階段や廊下に人感センサー付きライト
・ソーラーライトやUSB充電照明の収納スペースも事前に考慮

災害時の明るさは安心感と冷静な行動をもたらしてくれます。

 トイレと水の設計はサバイバルを意識

停電や断水時でも困るのがトイレと水まわりです。
雨水タンクやバルコニー排水口の工夫タンク式トイレの予備水準備など、
設備計画と合わせた防災視点の設計も大切です。

また洗面所や勝手口付近に手動ポンプやポリタンクを置けるスペースがあると災害時も柔軟に対応できます。

構造だけでなく動線も安全に

地震時の落下物・転倒物を避けるため、
・家具を造作にする(=倒れない)
・通路幅を確保し、避難動線を整理する
・2方向避難可能な間取りにする

といった配慮が設計時からできます。
これは災害時だけの安心ではなく毎日の暮らしやすさにもつながります。

非常時こそいつもの場所にいつものものを

防災とは非日常のための準備ではなく日常の中に仕込むもの。
何かあったとき、家がどれだけ頼りになるかは間取りと収納と照明の設計で大きく変わります。

私たちi.u.建築企画では「暮らしやすさ」と「備えやすさ」が両立する設計をご提案しています。
「防災のための家」ではなく「防災もできる家」へ。
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