求人票でやりがちなNG表記チェックリスト

求人票でやりがちなNG表記チェックリスト

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求人票の文章は、書き方ひとつで法令に触れることがあります。問題になりやすいのは、悪意なく書いてしまいやすい定番の表現です。

この記事では、公開前に自分で確認できる形で、よくある5つの項目をチェックリストにしました。個別の事案への法律判断ではなく、一般的な表記の注意点です。自分の求人票が当てはまるかどうか迷う場合は、社会保険労務士などの専門家に確認してください。

チェック1:年齢・性別を条件にしていないか


「35歳以下」「男性歓迎」「若手が活躍中」といった表記です。年齢や性別を採用の条件にすることは、原則として認められていません。例外に当たる職種もありますが、まず疑ってかかるべき項目です。

直接書いていなくても、「元気で明るい方」のような表現が、読み手に年齢や性別のイメージを結びつけていないかも見直し対象になります。

チェック2:給与の内訳が分かるか


「月給30万円〜」とだけ書いて、その中に固定残業代がいくら、何時間分含まれているか書いていないケースです。

固定残業代を使う場合は、基本給と固定残業代の金額の区別、想定する時間数、超過分は別に支払う旨の明記が求められます。時給制なら、地域の最低賃金を下回っていないかも、公開のたびに確認したい項目です。

チェック3:労働条件の明示事項が抜けていないか


業務内容、勤務地、始業・終業の時刻、休日、試用期間の有無とその間の条件です。転勤の可能性や、将来勤務地が変わる範囲も含まれます。

「アットホームな職場です」のような雰囲気の説明だけで条件が見えない求人票は、応募が集まりにくいだけでなく、明示すべき事項の不足として問題になります。

チェック4:実態と違う好条件を書いていないか


「高収入可能」「誰でも稼げます」といった根拠のない表現や、実際には一部の人だけが届く金額を、全員がもらえるように書く表現です。条件提示の誇張は、表示の正確さの観点からも問題になります。

実績にもとづく数字を出す場合は、対象期間や条件を添えて書きます。

チェック5:応募者の個人情報の扱いを書いているか


応募書類を何に使うか、返却するか、選考後にどう扱うか。書いていない求人票が多い項目ですが、応募する側への説明として用意しておく部分です。

チェックに引っかかったら


引っかかった項目は、2つに仕分けると対応が決まります。

表記を直せば済むもの:年齢・性別の言い換え(例:「主婦歓迎」→「主婦(夫)歓迎」)、給与の内訳の明記、抜けていた労働条件の追記。求人票の文章側で完結します。
判断が要るもの:年齢制限の例外に当たるかどうか、書いた条件と実際の働き方が一致しているかどうか。文章の問題ではなく実態の確認が要るため、迷う場合は社会保険労務士などの専門家に確認する項目です。

1つでも当てはまったら、公開前にその箇所を直すか、専門家に確認するのが安全です。

当店では、求人票の表記を一般的な法令情報に基づいて点検するサービスと、求人票そのものの作成代行を出品しています。点検は法律相談ではなく、適法性を保証するものでもありません。その線引きをしたうえで、公開前の確認に使ってください。

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