AIで作ったスライドが崩れる典型パターンと直し方

AIで作ったスライドが崩れる典型パターンと直し方

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AIツールでスライドを作ると、生成した画面ではきれいに見えたのに、PowerPointで開いたら崩れていた、ということが起きます。

崩れ方には型があります。この記事では、よくある5つのパターンと、それぞれの直し方をまとめます。手元のスライドがどれに当てはまるかを見れば、直す場所が絞れます。

パターン1:文字がはみ出す、折り返しが変わる


原因の多くはフォントです。生成した環境と、開く環境でフォントが違うと、文字の幅が変わります。その結果、文章がテキストボックスからあふれたり、改行の位置がずれたりします。

直し方:フォントを、開く側の環境にある標準的なものに置き換えます。テキストボックスは自動で広がらない設定にして、1行に文字を詰め込みすぎないようにします。

パターン2:図形や矢印の位置がずれる


生成時に座標で置かれた図形は、スライドサイズの違いやファイル変換の過程でずれます。関連する図形がグループ化されていないと、1つだけ動いて全体の対応が崩れます。

直し方:関係する図形はグループ化します。位置の基準になる図形を決めて、整列の機能でそろえ直します。目測で1つずつ動かすより、確実で速い方法です。

パターン3:画像が伸びる、見せたい部分が切れる


縦横比が固定されていない画像は、配置の過程で引き伸ばされて表示されます。トリミングの位置がずれて、見せたい部分が切れてしまうこともあります。

直し方:縦横比を固定してから、サイズを変えます。切れて困る画像は、周囲に余白を含めた形で配置し直します。

パターン4:表が崩れる


セル内での自動改行や、列幅の自動調整は、環境によって結果が変わります。生成側では収まっていた表が、開く側では行が増えて、スライドの下端からはみ出すことがあります。

直し方:列幅を固定します。セル内の文章は短く区切り、改行の位置を自分で決めます。表はスライドの幅いっぱいに広げず、左右に余白を残すと崩れにくくなります。

パターン5:画面では気づけない崩れ


画面上で問題なく見えても、フォントが埋め込まれていない、色が変わる、わずかにはみ出している、といった崩れが残ることがあります。

直し方:提出や共有の前に、必ずPDFに書き出して1枚ずつ確認します。崩れていた箇所だけ元のファイルで直し、もう一度書き出して確認します。この確認を入れるかどうかで、提出物の仕上がりが大きく変わります。

直すか、作り直すか:判断の軸


パターンが分かっても、全部を手で直そうとすると時間が溶けます。崩れの種類で、対応を分けるのが近道です。

文字の崩れ(はみ出し・折り返し)は、枠ではなく文字量の問題:フォントをそろえても入りきらない場合は、文章そのものを短くします。生成元のAIに「このスライドの本文を短く要約し直して」と戻すほうが、枠を広げ続けるより早く済みます。
位置の崩れは、整列機能でまとめて直す:ずれた図形を複数選んで整列・等間隔に配置し直します。1つずつ目測で動かすのが、いちばん時間を食う直し方です。
枚ごと崩れているものは、作り直す:レイアウトそのものが破綻したスライドは、白紙のレイアウトに本文だけ流し直すほうが、修復より速く、仕上がりも安定します。

自力で直すかどうかの境目


枚数が少なければ、この記事の手順で自力で直せます。時間がかかるのは、枚数が多い場合と、相手の環境でも崩れないかまで確認する場合です。

当店では、崩れたスライドを提出できる形に直す復旧のサービスを出品しています。直し方を知ったうえで、作業量の部分だけ任せたい場合に使ってください。

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