競合のレビューは「自店の勝ち筋」の地図|ネットショップの競合レビューの読み方

記事
ビジネス・マーケティング
自店のレビューは毎日見ていても、競合商品のレビューまで読んでいる方は少ないのではないでしょうか。
実は、競合のレビューには「自店が何を打ち出せば選ばれるか」のヒントが、自店のレビュー以上にはっきり書かれています。

この記事では、競合のレビューを読むときの3つの視点を、架空のヘアオイル(自店)と競合2商品の例でご紹介します。

■ 視点1:競合の「★1〜3」は、自店の売り文句の候補

競合の低評価は、その商品を選ばなかった(または後悔した)人の本音です。
自店がそこで勝っていれば、それがそのまま打ち出すべき強みになります。

例
・競合A(低価格・大容量)の低評価:「保湿が弱い」「冬は乾燥する」
・自店の高評価:「しっとりまとまる」「湿気の日も広がりにくい」

→ 自店は「冬の乾燥・広がりに強い」を前面に出すべき、と分かります。
価格で勝負するより、競合Aに不満を持った人の受け皿になる方が、勝ち目があります。

■ 視点2:競合の「★4〜5」は、お客様が当たり前に求めている基準

競合がほめられている点は、その価格帯のお客様が「あって当然」と思っている基準です。
自店がそこで負けていると、低評価の原因になります。

例
・競合B(高価格・高級感)の高評価:「ポンプが最後まで出る」「使い方カードが分かりやすい」
・自店の低評価:「ポンプが出にくい」「つけすぎてべたついた」

→ 容器と使い方の案内は、自店が競合に追いつくべき点です。
新しい強みを作るより先に、「当たり前」の差を埋めるほうが、低評価は早く減ります。

■ 視点3:競合が両方で言われていることは、カテゴリ全体の不満

自店にも競合にも同じ不満が出ているなら、それはそのカテゴリの商品全体が抱えている問題です。

例
・自店:「香りが合わなかった」
・競合B:「香りが強くて好みが分かれそう。お試しサイズが欲しい」

→ どの店も解決できていないので、自店が先に「ミニサイズ(お試し)」を出せば、ほかと違う選ばれる理由になります。

■ 競合レビューを読むときのコツ

・競合は2〜3商品に絞る(価格帯が近いものと、少し上のもの)
・★1〜3と★4〜5を分けて読む(混ぜると傾向が見えません)
・「何について」言われているかで分ける(仕上がり/容器/使い方/価格/香り/配送 など)
・件数を数える(1件だけの意見に振り回されないため)

■ まとめ

・競合の★1〜3 → 自店が勝っていれば、打ち出すべき強み
・競合の★4〜5 → お客様が求める「当たり前」。負けていれば最優先で埋める
・自店にも競合にも出る不満 → カテゴリ全体の課題。先に解決すれば差別化になる

自店と競合のレビューを比べる時間がない方には、競合比較つきのレビュー分析レポートも承っています。
▶ 楽天・Amazonのレビューから改善点をまとめます(5,000円〜)

※この記事の例は、説明用に作成した架空の商品とレビューです。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す