楽天・Shopify・BASEの注文を1つの表にまとめると、在庫切れが減る|複数モール運営の受注まとめ方

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ビジネス・マーケティング
楽天とShopify、BASEなど、複数のモールでお店を出していると、注文の確認はモールごとの管理画面でバラバラになりがちです。
売上の合計を出すときも、在庫が足りるか考えるときも、毎回それぞれのCSVを開いて足し算をしていないでしょうか。

この記事では、複数モールの注文を1つの表にまとめるときのポイントと、まとめると何が楽になるかを、架空のヘアケアショップの例でご紹介します。

■ まとめるときの壁は「列の名前がモールごとに違う」こと

同じ「注文した日時」でも、モールによってCSVの列名が違います。

・注文番号:楽天:受注番号 / Shopify:Name / BASE:注文ID
・注文日時:楽天:注文日時 / Shopify:Created at / BASE:注文日時
・商品コード:楽天:商品管理番号 / Shopify:Lineitem sku / BASE:商品コード
・数量:楽天:個数 / Shopify:Lineitem quantity / BASE:数量
・単価:楽天:単価 / Shopify:Lineitem price / BASE:価格

さらに、日付の書き方(「2026/09/15」と「2026-09-15」)や、金額の書き方(「2780」と「2,780」)も違います。
手作業でコピーして貼り合わせると、ここでズレやすくなります。

ポイント:まとめる前に「どの列が何か」の対応表を1つ作っておく
対応表があれば、毎回同じ手順で1つの表にそろえられます。新しいモールが増えても、表に1行足すだけです。

■ まとめると楽になること1:本当の「売れるペース」が分かる

モールごとに見ていると、どの商品も「そこそこ売れている」ように見えます。
3つを合わせると、在庫が減るペースがはっきりします。

例(架空のショップ・スカルプシャンプー)
・9月の販売数:楽天22本、Shopify12本、BASE7本 → 合計41本(楽天だけの約2倍)
・直近30日の合計は30本(1日あたり約1本)
・在庫は8本 → あと約8日で在庫切れ

モールごとの数字だけでは「まだ大丈夫」に見えても、合計すると発注が遅れていることがあります。

■ まとめると楽になること2:「発注すべき商品」を先に知れる

1つの表になっていれば、商品ごとに次の計算ができます。

在庫の残り日数 = 今の在庫 ÷ 1日あたりの販売数(直近30日の合計 ÷ 30)

残り日数が、仕入れにかかる日数より短い商品が「今すぐ発注すべき商品」です。
例では、ヘアミスト(在庫3・残り約5日)とスカルプシャンプー(在庫8・残り約8日)がこれに当たりました。

■ まとめると楽になること3:月末の集計が数分で終わる

1つの表があれば、月ごと・モールごと・商品ごとの売上は、並べ替えや集計だけで出せます。
例の9月分は、3モール合計140件・売上 ¥440,820 でした。モール別の合計を足すと全体と一致するので、数字の確認も簡単です。

■ まずは手作業でもOK。続けるなら自動化を

最初は、月に1回だけ「3モールのCSVを1つにまとめる」だけでも、売れ筋と在庫の見え方が変わります。
毎日続けるのが大変になってきたら、Googleスプレッドシートの自動化(GAS)で

・CSVを貼るだけで1つの表にまとめる
・在庫が少ない商品を毎朝メールで知らせる
・毎月1日に前月の売上レポートをPDFで作る

といった仕組みにできます。

■ まとめ

・列名の対応表を作り、3モールの注文を1つの表に → 手作業のズレがなくなる
・合計で「1日あたりの販売数」を出す → 本当の売れるペースが分かる
・在庫 ÷ 1日あたりの販売数で残り日数を出す → 在庫切れの前に発注できる

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※この記事の例は、説明用に作成した架空のショップと注文データです(実際のGoogleスプレッドシートで集計した数値です)。
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