「検討します」を受注に変える営業の考え方。

「検討します」を受注に変える営業の考え方。

記事
ビジネス・マーケティング
「検討します」は断り文句ではありません。

営業をしていると、一番よく聞く言葉があります。

「一度検討します。」

この言葉を聞いた瞬間、

「終わった…。」

そう思った経験はありませんか?
営業を始めたばかりの頃は、私もそうでした。
でも、多くの商談を経験する中で気づいたことがあります。

「検討します」は、断り文句ではありません。

本当に断りたいなら、お客様はもっと分かりやすく断ります。
では、なぜ「検討します」と言うのでしょうか。

■「検討します」の本当の意味
実は、「検討します」の裏にはさまざまな感情があります。

例えば、
・他社とも比較したい
・社内で相談したい
・今はタイミングじゃない
・本当に必要かまだ分からない
・良さは分かったけど、決める理由がない

つまり、
買わないと言っているのではなく、まだ決められないと言っている。
これが本音です。

売れない営業は、「検討します」で終わる。
ここで営業初心者がやってしまうことがあります。

「承知しました。またご連絡します。」
これで終わってしまうことです。

でも、少し考えてみてください。
何を検討するのでしょうか?
誰と相談するのでしょうか?
いつまで検討するのでしょうか?
ここが分からないまま終わってしまうと、

次に連絡する理由がなくなります。
売れる営業は「検討する理由」を聞いています。

例えば、
「ありがとうございます。
ちなみに、どんな点を検討される予定ですか?」

これだけで、
価格
他社比較
社内稟議
タイミング
必要性

どこが止まっているのかが見えてきます。

営業とは、
契約を迫る仕事ではありません。
お客様が決められない理由を一緒に整理する仕事です。

「検討します」の後が、本当の営業です。

例えば、
「社内で相談します。」
なら、
「もしよろしければ、社内共有用の資料も作成します。」
という提案ができます。

「来期なら検討できます。」
なら、
「来期の予算を決める時期に、改めてご連絡しますね。」
という約束ができます。

「他社も見たいです。」
なら、
「比較される際のポイントもお伝えします。」
という価値提供ができます。

つまり、
「検討します」は営業の終わりではなく、次の提案を考えるスタート地点なのです。

「検討します」が多い人へ
もし、あなたが
「検討します。」
をよく言われるなら、
次の商談から一つだけ意識してみてください。

「何を検討されますか?」

この質問だけで、
商談の質は大きく変わります。

そして、その答えを聞ければ、
次に何をすればいいかも見えてきます。

営業は運ではありません。
相手が止まっている理由を理解し、一つずつ解決していく仕事です。

■私が営業相談で一番大切にしていること
営業相談でも、
私は「検討します」で終わった商談を、
そのまま失注とは考えません。

一緒に商談を振り返り、
お客様は何を検討していたのか
どこで意思決定が止まったのか
次に何をすれば前に進むのか

を言語化していきます。

営業は感覚ではありません。

「なぜ受注できなかったのか」を言葉で整理できるようになると、次の商談は必ず変わります。

■最後に
「検討します。」
この一言で落ち込む必要はありません。

大切なのは、
その言葉の裏にある本当の理由を知ること。

営業が上手い人は、「検討します」を失注のサインではなく、次の一手を考えるヒントとして受け取っています。

もし今、
「なぜ検討で終わるのか分からない。」
「フォローしても受注につながらない。」
そんな悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。

あなたの商談を一緒に振り返り、「検討します」の本当の理由と、次に取るべき行動を一緒に整理します。

営業は才能ではありません。
「検討します」の見方が変われば、営業の結果も変わります。
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